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渡部豪太が貫地谷しほりの花嫁姿にウットリ!! 舞台「余命一ヶ月の花嫁」

2010/06/15 20:25

結婚式の衣装で、左から渡部、貫地谷、花嫁の父親役の天宮
結婚式の衣装で、左から渡部、貫地谷、花嫁の父親役の天宮

6月14日、世田谷パブリックシアターで舞台「余命一ヶ月の花嫁」の公開リハーサルが行われ、貫地谷しほり、渡部豪太、天宮良の3人が囲み取材に応じた。

本作は‘07年、TBS系列にて放送されたドキュメンタリー「余命一ヶ月の花嫁」を舞台化したもの。24歳の若さで乳がんに襲われ、余命一ヶ月と宣告された花嫁・長島千恵さん(貫地谷)が明るく前向きに生きる姿と彼女を献身的に支える夫・赤須太郎さん(渡部)の真実の愛の物語。

ドキュメンタリー本や映画、乳がん検診キャンペーンへとさまざまな展開をしながらも受け継がれてきた本作。貫地谷はこの作品に出演するにあたって「たくさんの人が演じてきた作品でもあり、やる前はプレッシャーがあったけれど、稽古をしながら『(長島さんは)あぁ、こういう気持ちだったんだ』と感じるようになってきた。毎日なにか発見があって勉強になった」と女性として共感し役に打ち込んだことを明かした。

一方、献身的に花嫁を支える夫に徹した渡部は「始めは、一人の女性をずっと思う気持ちはすごく大変なことだと思っていたけど、まったく違った。ただ(太郎さんを)演じることができて嬉しい」と、噛み締めるように語り、太郎さんの深い愛情に感銘を受けた様子をみせた。

物語の途中では、がん宣告を受け、花嫁が感情をあらわにするシーンもあり、熱演を披露した貫地谷。共演者の渡部に「稽古では120%泣きっぱなしだった」と明かされるも「演じてあまりつらいというのはなかったです。物語の中で落ち込んでも、立ち直って頑張るって姿に勇気づけられました」と、笑顔をみせた。

27歳での結婚を目標と公言していた貫地谷は「(稽古で)ウエディングドレスに着慣れてしまって女性としては複雑な心境」と吐露しつつ、「自分も大好きで、そんな人が自分も好きでいてくれることなんて一生に一度あるか、ないか、なので、私も太郎さんみたいな素敵な人を見つけたい!花嫁姿になりたい!なります!」と力強く断言していた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

舞台「余命一ヶ月の花嫁」
東京公演:6月15日(火)〜27日(日)
世田谷パブリックシアター

大阪公演:7月2日(金)〜4(日)
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