佐野勇斗、コミカルなシーンは「とにかく監督を笑わせようと…」舞台裏明かす
若手注目俳優の佐野勇斗が6月25日、上海国際映画祭で行われた映画「3D彼女 リアルガール」(9月14日公開)のワールドプレミアに主演の中条あやみ、メガホンを取った英勉監督とともに出席した。
「ミックス。」「トドメの接吻」話題作続く
「3D彼女 リアルガール」は那波マオによる人気コミックの映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪い“リア充完璧超絶美少女”・五十嵐色葉(中条)と、アニメやゲームのバーチャル世界に没頭する“オタク高校生”・つっつんこと筒井光(佐野)が繰り広げるラブコメディーだ。
佐野は2016年のドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)で主要キャストの一人を務めて話題を集め、昨年から今年にかけては映画「ミックス。」(2017年)や「ちはやふる-結び-」(2018年)、ドラマ「トドメの接吻」(2018年、日本テレビ系)など注目作品への出演が続いている。
「10代女子が選ぶトレンド予想ランキング」(マイナビティーンズ調べ)の「10代女子が選ぶ2018年流行りそうなヒト」部門で2位に選ばれるなど、人気急上昇中の若手俳優だ。
シリアスなシーンは「素直に気持ちが入った」
本作は、16日から開催されている第21回上海国際映画祭の「上海・日本映画週間」クロージング作品として上映された。
上映後、中条、佐野、英監督は観客席からの大歓声に迎えられて登場。2次元オタク・つっつんを演じる佐野は「コミカルなシーンに関しては、監督が撮影している時に(面白いと)笑って下さるので、とにかく監督を笑わせようと(笑)監督とのネタ合戦のようになっていました」と撮影を振り返り、「中条さんとすごく現場で仲良くさせて頂いていたので、後半のシリアスなシーンは、本当にただ悲しかったです。姉弟みたいに仲良くさせて頂いていたので、役作りをしたというよりは素直に気持ちが入りました」と告白した。
原作:那波マオ
9月14日公開