優勝候補・フランスがアルゼンチンと対戦!【6月30日(土)のワールドカップ中継】
フランスが死の淵からよみがえったアルゼンチンに挑む
【決勝トーナメント1回戦】「フランス(C組1位)×アルゼンチン(D組2位)」(夜10:00-1:10、TBS系/キックオフは夜11:00、延長の場合あり)
【決勝トーナメント1回戦】「ウルグアイ(A組1位)×ポルトガル(B組2位)」(夜2:45-翌朝5:00、NHK総合/キックオフは夜3:00、延長の場合あり)
6月30日(土)からは16チームが駒をそろえた決勝トーナメントに突入。「フランス×アルゼンチン」「ウルグアイ×ポルトガル」という好カードが登場する。
2勝1分で「グループC」首位通過を果たしたフランス。GKロリス、DFヴァラン、MFカンテ、ポグバ、FWグリーズマン、ジルーというセンターラインの選手がしっかりゲームをコントロール、そこにエムバペ、デンベレという違いを作ることができる若きアタッカーが絡んでいく。
ただ、グループリーグの組み合わせに恵まれた割には攻守ともに苦しむ時間帯が意外と多く、チームとしての成熟はまだまだこれから。闘将デシャンのもと、チームとしての完成度が高まれば、20年ぶりの優勝が見えてくるはず。
対するアルゼンチンは、グループリーグ2戦終了時で最下位というがけっぷちの状態から、復活したメッシに導かれるかのように最終戦を勝利し、2位でグループリーグを突破。
決して美しいサッカーではない。地力では、フランスの方が一枚も二枚も上手だ。それでも、ギリギリのところで死地から生還したメッシに、“ドラマ”を感じずにはいられない。
どん底からの奇跡の大逆転、そんなドラマを。アルゼンチンとしては、フランスの攻撃を耐え忍び、メッシの一発にかけたいところだ。
もう一方の「ウルグアイvsポルトガル」は、ウルグアイの強力FW陣が、堅牢なポルトガル守備陣をこじ開けられるかがカギ。
ロナウドを中心としたポルトガルの高速カウンターの切れ味は大会随一。カウンターを打ち合うような、激しい試合展開が予想される。