「パンク侍―」で原作者・町田康が斬られる! その意図とは!?
実は町田は、これまでに「爆裂都市 バースト・シティ」(1982年)「水の中の八月」 (1995年) 「鏡心」(2005年)と3本の石井監督作品に出演している。それだけに石井監督に寄せる信頼も大きく、今回の映画化に際しても「まさかこの原作を映像化する方はいないだろうと思っていましたが、石井監督なら別だなと思いました。他の方だと難しいかもしれ ませんね。石井監督の作品は、私が出演させて頂いた『爆裂都市―』も含めて“復讐”をテーマにしたものが多いと思うのですが、これも監督のお好きな話ではと思っていましたね」とコメント。
冒頭で原作者を亡きものにするという、いきなり破天荒過ぎる同作。だがその演出の裏には、石井監督に映像化に関する全権を明け渡すという、とても深いメッセージが込められていた。
最後に町田は、「非現実的なシーンもあり。笑えるシーンもあると思いますが、基本的には真面目な作品。私も淡々と滑稽な話を書いたつもりはないので、本当に人間の考えること、行動の本質に迫ると同時に、スカッと突き抜けた世界が描けていると思っています」と見どころを明かした。
豪華キャストに美しい映像、また原作者が登場するだけでなく斬られるという、見どころ満載の同作。町田の深い思いを知ったことで、違った見方もでき、さらに楽しめそうだ!
公開=6月30日(土)全国で公開
配給=東映
著作=(C)エイベックス通信放送
■『パンク侍、斬られて候』原作者 町田康、斬られて候!映像 (YouTube)
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