テレビ東京系で7月16日(金)からスタートするドラマ24「モテキ」で主演を務める森山未來が6月18日、都内で取材に応じた。
同作は、久保ミツロウ氏の同名漫画が原作。これまでの人生で女性に縁のなかった藤本幸世(森山)に、突如「モテ期」が訪れ、さまざまな女性と交流する姿を描くハイテンション・ストーリー。藤本とかかわる女性たちは、野波麻帆や満島ひかり、松本莉緒、菊地凛子らが演じる。
森山は演じる藤本役について、「幸世は素直すぎて駄目だけど、あんなにタイプの違う女性たちに対して『好きになってくれるなら好きになるかもしれない』っていう姿勢は、すごくバカかもしれないけど素直な感情だと思う。それに引きずられていく様はちょっとひどいけれど、でもそういう部分は共感してるし、共感すべき部分だと思ってます」と分析。モテたいと思ったことがあるのか、という問いには「いや、ありますよ。常々! そりゃ、モテられるものならモテたいですよ」と本音をこぼした。
これまでの撮影については、「印象的なシーンしかないですけどね(笑)。漫画でも言ってるんですけど、(藤本は女性)全員とキスする、って。それで、撮影順はバラバラに撮っているんですけど、ある日の昼ぐらいに小宮山基樹(信川清順)との絡みがあって、その夜は小宮山夏樹(松本)と、次の日は土井亜紀(野波)と絡んで、その夜に中柴いつか(満島)と絡みのシーンを撮りました。すべてにあてどがなさすぎてつらい、っていうのはあります」と苦笑いを浮かべた。
また、実際に開催中のフェス会場で撮影したシーンでは、「あの時は露骨に野波麻帆がつらそうでしたね。『ものすごい面白いイベントなのに、どうしてわたし仕事してるのかしら…』って。しまいには踊りに行ってましたからね」と明かした。
本作では作中にさまざまな楽曲が登場し、そのシーンを盛り上げる演出が多いが、「結構知っている曲が多いですね。中でも、岡村靖幸の『どぉなっちゃってんだよ』は大好きなんで、(カラオケシーンの撮影だけど)素直にカラオケで楽しませていただきました(笑)。今回、楽曲の面白さはできるだけお客さんに見てもらいたいなと思いますね」と見どころを語った。
7月16日(金)スタート
毎週金曜0:12-1:53 テレビ東京系で放送