7月12日(木)より、連続ドラマ第5シリーズがスタートする上川隆也主演ドラマ「遺留捜査」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系※初回は2時間スペシャル)。
前作に引き続き、京都府警“特別捜査対策室”(通称“特対”)に所属する刑事・糸村聡(上川)が、事件現場に残された遺留品を手掛かりに難事件を解き明かしていく。
今作より、梶原善演じる刑事・岩田信之が加入。プライドが高く、猪突猛進タイプの岩田が糸村とどう絡んでいくのかも見どころの一つだ。
今回、7年にわたって主人公・糸村を演じてきた上川にインタビューを行い、新シリーズの見どころや作品の魅力をたっぷりと語ってもらった。
同じ形での更新が1度もなかった作品
――第5シリーズが決まったときの率直なお気持ちをお聞かせください。
ありがたい以外の何物でもない、という言葉に尽きると思っています。7年にわたってシリーズを重ねてきましたが、僕にとっては毎回、新鮮な心持ちで迎える作品です。
――どのあたりが、新鮮だと感じますか?
思い返してみると、直前のシリーズと見比べて同じだったことが1つもないんです。それは、放送時間枠も含めて…。
メンバーも必ずどこか変化していますし、所属も変わっている、全く同じ形での更新がこれまで1度もなかった作品。
糸村というキャラクターにおいても、僕自身が安心して臨んでいません。何をするか分からない人なので、そのときどきでしか、彼の行動や言動が推し量れないのです。
演じていても毎回新鮮ですし、驚きや発見が絶えないキャラクターといえます。そういった糸村のキャラクターと作品形態が相まって、毎回新鮮に感じるのだと思います。