20年ぶりの戴冠か、初めての栄光か!? フランスとクロアチアが激突!【7月15日(日)のワールドカップ中継】
クロアチアは、決勝トーナメントに入り、3戦連続延長戦というかつてない厳しい戦いを勝ち抜いてきた。
さすがに準決勝のイングランド戦では、モドリッチ、ラキティッチらの動きが重く、精彩を欠いていたが、左サイドの快足アタッカー・ペリシッチ、ボランチのブロソビッチ、右サイドバックのブルサリコ、そして決勝点を決めたマンジュキッチらの活躍でイングランドを撃破。同国史上初となる決勝に駒を進めた。
堅守速攻型のチームが結果を残している今大会において、クロアチアはボールを保持し仕掛けていく攻撃型のチーム。決勝でもそのスタイルに変更はないだろう。
しかし、フランスの方が地力が一枚上手なうえ、3戦連続延長戦でフランスより90分=1試合分多くプレーしている苦しい状況。しかも、準決勝から決勝までのインターバルがフランスより1日少ない。
この不利な状況下で、堅牢なフランス守備陣を崩すには司令塔モドリッチの活躍が不可欠。中3日で限界を迎えた体力がどこまで回復するか。モドリッチが伝説となれるかどうかがかそこにかかっている。