8月4日(土)公開の映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アンフィルム)」。「ザテレビジョン」WEBでは本作を特集し、同作品のキャスト陣同士によるシャッフル対談インタビューなどを連続掲載中だ。
今回は、「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」に才賀涼香/シザーズロストスマッシュ役で出演する松井玲奈へのソロインタビューをお届け。ブラッド族としてビルドらの前に立ちはだかる強敵を演じる松井が、悪役を演じるうえでの役作りや、撮影やアフレコでの裏話を明かした。
――改めて、本作への出演を聞いた感想をお聞かせください。
「いつか出たいけれど、もうきっと無理なんだろうな」と思っていた作品だったので、お話を頂いた時はすごくうれしかったです! というのも、「仮面ライダー」は10代後半から20代前半の若いキャストさんがメインで出演されている印象があって、オーディションの話も私の耳には入ってこないだろうと思っていたので(笑)。もっと大人になって、ヒーローをサポートする側で出られることはあるかもしれないけど、この歳ですぐ出られることはほぼないだろうと思っていたので、本当にうれしかったです。
ただ、頂いたのが私自身初めての悪役だったので、ちゃんとワルになれるかなという不安がありました。
――演じられた才賀涼香は元宇宙飛行士で北都知事、そして実はブラッド族という、要素が多くとても難しい役だったかと思います。
宇宙飛行士も知事も、「ビルド」のテレビシリーズを見ている方にはその意味が伝わると思うのですが、知らない方からしたら何だかとんでもない役どころだと感じられるかと思います(笑)。でも、この2つの役職は“フリ”でしかないんです。その裏ではブラッド族として暗躍していて、ビルドたちと対峙するのが本作での涼香のメインなので、序盤に登場したときにいかに“良い人”の雰囲気をまとっているかがとても大事で。そこで人の良さそうな笑顔を浮かべるからこそ、その後の悪の顔がどんどん引き立つと思っていました。
ブラッド族の3人(※松井演じる才賀涼香/シザーズロストスマッシュの他、伊能賢剛/仮面ライダーブラッド[勝村政信]、郷原光臣/ゼブラロストスマッシュ[藤井隆])については上堀内(佳寿也)監督からも、「ただの悪役ではなく、かっこよさがあるからこそ見ている人も悪役だけど好きになる、『あの人たちもかっこいいからいいよね』と言ってもらえるような3人にしたい」といったお話がありました。ですので、涼香は大人の女性として、女性らしさもありながらかっこよさを感じてもらえるようにと思って演じました。
――“かっこいい大人の女性”ということで、どなたかイメージされた方などはいました?
具体的にイメージした方はいないのですが、かっこいい女や悪い女とはどういったものか自分の中で考えました。監督も現場で、大人っぽく見えるしぐさや所作を教えてくださいました。スマッシュに変身するときにロストボトル(※変身アイテム)を持ったのですが、ボトルの振り方だったり、変身解除した後の持っているボトルのさばき方だったり、いろいろと大人っぽい・色っぽい動きを考えて演じています。
「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」
8月4日(土)公開
劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)2018 テレビ朝日・東映AG・東映
【HP】http://www.build-lupin-vs-pato.jp/
【本予告映像】
◆「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」特集◆