<半分、青い。>斎藤工と間宮祥太朗の“師弟愛を超えた友情”話題「キュンが止まらない」
そして、第93回(7月18日放送)では、涼次が新居へ引っ越す前の晩の祥平との会話がじっくり描かれた。
2人が布団を並べて眠る最後の夜。祥平は、涼次が転がり込んできた日のことを回想し「涼次はイヌみたいで猫みたいなとこあるからさ」「こいつはこうやって人の懐に滑り込んで、これからも生きていくんだなって、おれは思った。でもよかったな。人生のパートナーが見つかって」と祝福の言葉を贈り、照れ隠しに「ああ、これでやっと女連れ込めるよ」と軽口を叩いた。
こういった会話からは2人が“師弟”としての関係以上に、強く結びついていることがよく分かる。
貯金をつぎ込み制作費の補てんも…
「人生・怒涛編」では、こうした涼次と祥平のお互いを思い合うやりとりが、鈴愛と涼次のエピソードの合間に挟み込まれている。「追憶のかたつむり2」の制作費がストップしたと聞けば、涼次は自分や鈴愛の大事な貯金をつぎ込むことをいとわない。その事実を祥平には隠したまま、祥平と2人で酔っぱらい「空と君のあいだに」を歌ったりする(第95回・7月20日放送)。
そこには新妻・鈴愛すら入っていけない、師弟愛を超えた夢を追いかける男同士の領域がある。鈴愛にとっては悩みのタネである涼次と祥平の関係性だが、SNSなどでは「この2人の関係いいな」「キュンが止まらない」という声も多数寄せられている。
7月23日(月)よりスタートする第17週「支えたい!」でも涼次と祥平がストーリーに大きく絡み、新作映画の資金を工面してくれた涼次への恩返しに、祥平が涼次の監督デビューを後押しすると言い出し…という展開が描かれる。
制作統括の勝田夏子氏は「このシーズンの鈴愛は、めずらしく周囲に振り回される局面が多いかも知れません」と表現。
そんな、鈴愛を“振り回す”人間関係の機微に注目してみるのも面白そうだ。