「早く呼んでくれ~!」総選挙第9位、HKT48・矢吹奈子が明かす総選挙中の心境
夏の風物詩となっている世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」(=TIF)が今年も開催される。
今回で9回目となる「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」は、8月3日(金)~5日(日)に東京・お台場、青海周辺エリアにて実施。HKT48・指原莉乃がチェアマンを務めるほか、AKB48 Team8、HKT48をはじめとした“48グループ”や、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、チームしゃちほこ、でんぱ組.inc、東京女子流らアイドルシーンを彩るグループ、会心ノ一撃、九州女子翼などのTIF初出演となるグループなど、全国から多数のアイドルたちが集結する。
フジテレビNEXTでは、同イベントの最終日のメインステージの模様をグランドフィナーレまで生中継する。
今回、6月に行われた「AKB48 53 rdシングル 世界選抜総選挙」で9位に輝いたHKT48・矢吹奈子に、TIFへの意気込みのほか、選抜総選挙9位の感想、今後のHKT48の展望について語ってもらった。
総選挙9位、おめでとうございます!改めて総選挙の感想をお願いします。
「ありがとうございます!結果が分かるまでは本当に不安しかなかったので…(笑)。でも、ファンの方から『(結果が)どうなるかは分からないけど、自分たちは全力で応援してるよ』という言葉をいただいていたので、どんな順位でも笑顔でステージに立とうと心に決めていました」
不安の中での大躍進だったわけですが?
「もうびっくりです(笑)。(目標が選抜入りとなる16位だったため)17位の発表が一番怖かったですね。それ以降は『(発表は所属グループの後に個人名が発表されるため)“HKT48”って呼ばれませんように!』ってずっと思っていました。不安だったのですが、隣に宮脇咲良さんが来てくれて、ずっと手をつないでくれていたので心強く発表を待つことができました」
目標を大幅に超えていく間の心境は?
「後で聞いたら、ファンの方たちは『もっと上へ!まだ呼ばれるな~』って思ってくれていたみたいなんですけど、その時の私は早く緊張から解放されたくて『早く呼んでくれ~!』っていう感じでした(笑)」
HKT48からは3人が選抜入り。これからはHKT48を引っ張っていく立場になったのでは?
「3期生ということもあり、まだまだ後輩なのですが、HKT48のシングル『早送りカレンダー』ではセンターに立たせていただいているので、『これからは(HKT48を)“引っ張っていきたい”じゃなく、“引っ張っていかないと!”』って思いました。」
心境を新たにして臨むTIFへの意気込みをお願いします!
「今年はHKT48が大トリを務めさせていただくので、どのグループにも負けないくらい一番盛り上がるステージにしたいなって思っています!」
今後のHKT48の展望は?
「『HKT48はライブが楽しい』って言っていただけているので、もっともっとライブでファンの方との一体感を作っていきたいですね」
また、7月28日(土)深夜に放送される「この指と~まれ!season2」(フジテレビ系)では、“この指特命担当”として出演している。
「この指―」の収録の感想は?
「season2では初めての出演だったので、始まるまでは緊張していたのですが、前回出演と比べると落ち着いてできました」
やはり指原さんがいると心強いですか?
「いや、むしろ緊張します。いつもはアイドルとして一緒に活動しているけど、こういったバラエティー番組では、さしこちゃんがMCをしていたりして、『テレビで見ているさしこちゃんだ~』って思ってしまって、逆に緊張感が…(笑)。さしこちゃんの姿を見ながら『本当に尊敬するな』『学ぶことがいっぱいあるな』って思いました」
個人として、ゆくゆくはどんな活動をしていきたいですか?
「私はアイドルになりたくてオーディションを受けてアイドルになることができたので、アイドル活動以外はあまり考えたことがないんですよね。でも、最近ナレーションのお仕事とかをさせていただいて褒めていただくことも多いので、声のお仕事とかしてみたいですね。声優さんとか!お芝居もできるなら挑戦してみたい!バラエティーはちょっと難しいかも…(苦笑)」
最後にファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします!
「いつも応援してくださってありがとうございます!今年の総選挙は第9位をいただいたので、9位という順位に見合うメンバーになれるよう、もっと努力して皆さんから認めていただけるように頑張りたいと思います!」
文=原田健 撮影=中川容邦