思い出の味は「おいしい話と、ちょっと違う話とある」
――“ごくり”注目ですね! ドラマではさまざまな“思い出の味”が語られますが、福士さんご自身の思い出の味はなんですか?
おいしい話と、ちょっと違う話とあるのですが、おいしい方がいいですよね?
――そう聞かれると、別の方も気になってしまいますね。
じゃあおいしい方はのちほど。これは10代の頃に女の子に告白したときの話です。当時は携帯電話がなかったので、ある日返事の電話が、家にかかってきて。
その時ちょうど、家族でおそばを食べていたのですが、おいしくって、バンバン食べていた時に、電話で振られてしまって、チーンって切った後…まぁおそばが喉を通らない通らない!
あれは淡い思い出ですね…あんなに喉越しのいい食べ物が…。今思えば、家族もあの場で察していたと思います…(しんみり)。
あとおいしい話ですよね。こっちは楽しい話なので、さっきの話はやっぱりなしで!
――分かりました!(載せました)。
僕、家で食べる焼きうどんが好きなんです。小学生の時に、母に「焼きうどんを食べてみたい」と言って、作ってもらったことがきっかけで…あの、焼きうどんって醤油ですか? ソースですか?
――醤油のイメージです。
ですよね。でも僕大人になってから、周りに聞いて衝撃だったのが、「焼きうどんは醤油、焼きそばはソース」って。我が家の焼きうどん、ソースだったんですよ!
僕はそれが大好きで、おふくろの味のひとつでしたが、大人になってから「お前の母ちゃんは間違ってる!」と言われたことが何度かありまして。うちの母親らしいな~と。
――ちなみに今は醤油派ですか? ソース派ですか?
あーーー…どっちかな…うーん…でもソースかなぁ。家では醤油で作っちゃいますけどね! 食べてみたいなと思って。
――どちらもお好きということで(笑)。では最後に、視聴者へ向けてメッセージをお願いします。
ドラマを娯楽として楽しんだ後に、食へのありがたみとか、誰かと食べるご飯がおいしいということを感じてほっこりできる作品になればいいなと思います。
見どころは柳沢慎吾です。帰り際に「俺の名前宣伝しといて!」と言っていたので(笑)。