俳優の中村倫也が、8月1日に書籍「中村倫也 最初の本『童詩』」(ワニブックス)を発売。東京・新宿の書店で記念握手会を開催し、猛暑の中およそ2000人のファンが殺到した。
雑誌「プラスアクト」が約5年にわたり中村を追い掛けてきた軌跡でもある今回の作品集。「童詩(わらべうた)」というタイトルは中村自らが名付けたという。
中村は「写真集っぽくないというか、写真集でもないので、自分として出ている写真が少ないので、設定があったりもするので。自分の考え方とか生きざまとかが反映されるタイトルになったらいいなと思って。
“童(わらべ)”にように童心を忘れずに、いつまでも楽しく生きていきたいっていうのと、あと芝居というのがままごと遊びの延長に感じる時がありまして、それを見て笑ったり感動したりしてくれるとてもぜいたくな仕事なので。
撮りだめてきたものをまとめたもので、アーティストさんでいうところのベストアルバムみたいな…ファーストベストアルバム。それを“詩”という感じで取って、二つくっつけたら“童詩”という、童謡みたいな、昔から歌い継がれている普遍的な、そんな意味合いもあるかなと思って。これ音がいいなと思って」とタイトルに込めた思いを告白した。
ワニブックスより発売中