<半分、青い。>北川悦吏子、“だめんず”に徹した間宮祥太朗へ「彼の覚悟と本気に感謝」
永野芽郁がヒロインを務める連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)8月4日放送の第108回で、ヒロイン・鈴愛(永野)は夫・涼次(間宮祥太朗)に別れを告げた。
自分の夢のために妻と子を捨てるという“だめんず”に徹した間宮に、脚本を担当する北川悦吏子氏は4日深夜、自身の公式Twitterで「本当によく演じきったと思います」とねぎらいの言葉を贈った。
鈴愛と涼次が駆け抜けた8年半
漫画家を辞めた鈴愛が秋風(豊川悦司)のもとを離れ、「100円ショップ 大納言」で働き始めたのは1999年秋。そこで、4日間だけの臨時バイトとしてやってきた涼次と鈴愛は意気投合。雨に打たれながらのプロポーズを経て、2人は出会って6日で結婚を決めた。
しかし結婚すると、涼次の“ダメ”で“クズ”な部分が散見されるように。新婚早々鈴愛の大事な貯金を勝手に映画の赤字補てんに使ってしまったり、そのせいでお金がなくなり、鈴愛に相談もなく叔母たちの家の離れを新居に決めてしまったり。映画監督になりたいと言いながら、すべてのもとになる脚本を完成させることができない…。
鈴愛が妊娠してからは心を入れ替え、大納言で働き始めるが、夢は捨てきれず。娘・花野が1歳にもならないうちからこっそり脚本を書き始め、4年かけて書き上げたと思えば「映画を撮りたい」「退路は断ちたい」「家族は邪魔になる」と一方的に離婚を迫った。7月5日放送での初登場シーンから8月4日の別れまで、ドラマの時間軸では8年半が経過。出演シーン放送期間はちょうど1か月だった。
北川氏の期待に「とんでもないハードルの上がり方を…」
間宮の初登場時、北川氏は「間宮くん、あなどれませんよ!マアくんロス、豊川秋風ロス、律不在、全てをしょって立つ男!」とツイート。「私、この人に、心底賭けてます!本気です」と、間宮を猛プッシュした。
これを受けて、間宮は「土曜スタジオパーク」(NHK総合)で「とんでもないハードルの上がり方をしたなと」と語るなど戸惑いも見せつつ、隠れだめんず・涼次を演じきった。