アン・ハサウェイ「役柄にのめり込んでいたから、すんなり入っていけた」
――この役を演じる当たって、監督やプロデューサーからはどのようなリクエストがありましたか?
リクエストはなかったわ。監督のゲイリー・ロスが、ずっと私に言っていたのは「彼女はディーバだ」って。だから私は、何が人々を”ディーバ(お姫さま気取りの女性)”にするのかしらって考え始めたの。私は彼女をただの漫画キャラみたいにはしたくなかった。本物の人間になってもらいたかったから、思考を巡らしたのよ。
まずは役作りとして、そのような感じの人たちをまねすることを考えた。でも、彼女はときにあまりにこっけいだからこそ、好感が持てることもあって。誰かをまねするわけにはいかなかった。そんなことしたら、まるでそんな誰かを侮辱している感じでしょ。だから、何人かの人を思い描いて、それぞれからインスピレーションを少しずつもらって、そこに自分のイマジネーションを織り込んでいったの。何も気をつけることなんてなかったの。全て私の想像が基になっているのだから。
――ダフネ以外に演じてみたいと思うキャラクターはいらっしゃいますか?
どの役柄もみんな大好きだった。そして、みんなそれぞれがその役どころで素晴らしい実力を発揮した。この映画のどの役柄も演じてみたいわ。だけど、ダフネを演じられたことについては、とってもハッピーだったわね。
――豪華なハリウッドスターが集結した作品となりましたが、撮影時の現場での印象的な会話やエピソード教えてください。
ただ毎日、みんなと一緒に笑って過ごしたのよ。私たちは分かち合い、世間話やニュース、みんなの見解などをいつも話ていた。とても前向きな雰囲気で、愛にあふれた支援し合える環境だった。そして、それはまだ終わることがない。今でも私たちはこのグループで一緒によく話をするわ。
誰かが何かをやると、例えば子供がこんなことをやったとか、そういうエピソードさえ、みんなで分かち合ったり。本当に親しい女友達。
――日本のファンへのメッセージをお願いします。
映画館でのチケットを早速、買ってくれて、ありがとう。映画を楽しんでもらえることを願っています! サポートをどうもありがとう。
8月10(金)全国で公開
配給=ワーナー・ブラザース映画
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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