Sexy Zone、冠特番第3弾でさらに高めたバラエティー力!<独占密着リポ>
この番組で生まれた、佐藤勝利が“甘やかされる”流れに注目!
メンバーが着席し、いよいよ本編へ。ゲスト紹介で、いとうについて鈴江奈々アナが「Sexy Zoneのおっかさん」と読み上げると、Sexy Zoneは「おっかさ~ん!!」と手を振り、いとうもそのノリに応える。また、渡辺は松島と、澤部は菊池と、イジりイジられのトークを繰り広げる。
そして、中島&松島が矢部太郎に漫画家入門し、菊池率いるSexy Zone5人が超人的アニメーションダンス集団に弟子入りし、佐藤&マリウスが「笑点」(毎週日曜昼5:30)の演芸に挑戦する3 つのVTRを見届ける。
3回の放送を通して「笑い」を追求してきた佐藤は、VTR中も、スタジオでもキレキレのツッコミがさえ渡る。普通のバラエティーには起こらないことだが、佐藤がツッコミを決めるたびにメンバーやゲストから「よっ!」「さすが!」と、スタンディングオベーションが起こりそうなくらいに称賛の拍手が送られる。このいい意味での甘やかされっぷりも番組の特徴だ。
ナイツ・土屋「この番組のせいでSexy Zoneを好きになっちゃうよ!」
この番組を見ていて、第1弾から変わらず気持ちがいいのは愛にあふれている点。それぞれの3日間チャレンジの成果を披露する際には、スタジオ全体が成功を願う。特に、演芸の本番シーンでは、メンバーは祈るように手を組み「行けー!」とモニターに声を掛け、お笑いのプロであるゲストたちも「いいぞ、いいぞ!」とエールを送る姿が印象的だ。これは、5人それぞれが持つ真面目さ、一生懸命さがそうさせるのであろう。
また、トラインガルのマリウスが日本語の使い方に「今の言葉は的外れだったかな?」と不安そうな顔を見せると「大丈夫、大丈夫」「いいんだよ、自分の気持ちを話しな」とマイクが拾うか拾わないかの小さな声でフォローしているのもメンバー愛を感じる。その後、自信をつけたマリウスが全力でおかしなことを言ってしまうのがまた、バラエティーのオチとしては最高だ。
収録の最後は、5人のアニメーションダンスを披露。バラエティーではあるが「Sexy Zoneが踊る」ということに一切の妥協がない。24時間テレビのロケや取材で忙しい中、いつ練習したのだろうか、と度肝を抜かれる。その最高峰のエンターテインメントはオンエアで堪能してほしい。
収録を終えた土屋は「おじさんにないはずの母性が芽生えた。こんなの見たら、Sexy Zoneを好きになっちゃうよ!」と感激のコメント。無事、おっかさん軍団の仲間入りを果たしたようだ。土屋の「好きになっちゃう!」というコメントは、この番組を端的に表現していると思う。