<半分、青い。>「仙吉さん」トレンド入り…仙吉じいちゃんにファン「ありがとう」
ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の半生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。8月16日放送の第118回で描かれた展開に、ファンの間で悲しみが広がっている。(以下、ネタバレが含まれます)
五平餅の味を鈴愛に託し、仙吉は…
鈴愛が言い出した「つくし食堂2号店」の実現に向けて走り出した楡野家。鈴愛は、仙吉の五平餅の味を受け継ぐべく猛特訓。星一徹なみのスパルタ特訓を経て、第117回(15日放送)でついに仙吉も認める五平餅を作ることに成功した。
そして16日に放送された第118回。15日夜には脚本家の北川悦吏子氏が自身の公式Twitterで「8.16木曜日文春でも予告した通り、『半分、青い。』神回です。出来上がりが神でした。私の本より。ぜひ、ぜひお見逃しなく」とツイートし、注目の集まる回となった。
第118回、2号店の完成を誰よりも楽しみにする仙吉は、「幸せや…」と、これまでの人生を振り返っていた。
花野がきつねのぬいぐるみに「ココンタ」と名前をつけたことを聞いた仙吉は、「センスええなぁ。実はなカンちゃん。大ちゃんも名前がつけてみたい。今度の五平餅の店に」「カンちゃんと大ちゃんと、ココンタだけの秘密な」と店の名前案を明かす。名前案を花野に「カッコいい!」とほめられ、嬉しそうに微笑んだ仙吉は、花野をおなかの上にのせたまま、うとうと…。
仙吉の妻・廉子(風吹ジュン)の「楡野仙吉。1920年生まれ。戦争に行ったり、名前をつけさせてもらえなかったり。ふふっ、いろんなことがあったけれど、最後は可愛いひ孫の体温を感じながら、初夏のさわやかな晴れた日に…御年88歳、大往生でございます」の言葉に送られ、旅立った。
SNSでは、仙吉の最期を見届けたファンからの惜別の声が殺到。「仙吉さん」がトレンド入りし、「おじいちゃん!おじいちゃああああああん!」「仙吉さんが…」といった悲しみの声に混じり、「仙吉さん、カッコいいおじいちゃんだった」「いい言葉が多かった。ありがとう」「大好きだった!」「いい死に方だよね」「本当に、お疲れさまでした」といった温かいメッセージがあふれている。