映画「トイ・ストーリー3」の初日舞台あいさつが10日、都内で行われ、日本語吹き替え版の声優として出演した唐沢寿明、所ジョージが登壇した。
同作は、愉快なおもちゃたちの冒険ときずなを全編フルCGで描いた、ディズニー/ピクサーの人気アニメ映画第3弾。カウボーイ人形のおもちゃ・ウッディ(声・唐沢)たちの持ち主アンディ(小野賢章)も17歳になり、大学進学のため家を出ることになった。“自分たちは捨てられてしまうのでは”と心配するおもちゃたちは、手違いから、保育園に寄付されることに。だがそこは、おもちゃを破壊しまくる園児たちが集まる保育園だった。
初日を迎えた感想を聞かれた唐沢は「胸が張り裂けそうです」と、第一声を。ストーリーについて「アンディはずっと子供のままでいると思ってました(笑)。そしたら潔いラストで…」と意外な結末に驚いた様子を見せると、所は「(今後は)アンディが結婚して子供が生まれて、またおもちゃで遊ぶという設定とかどう?」と提案。唐沢はすかさず「それじゃあ、元に戻るでしょ(笑)」と突っ込んでいた。また、唐沢は所が声を演じたバズについて「壊れ方が最高でしょ(笑)。ウッディがリーダーだけど、最終的にはバズがもっていっちゃうんですよ」と恨めし気に語り、「だって、おれが子供だったらこっち(バズ)を買うもん。ボタンがいっぱい付いてるし」とうらやましそうにコメントすると、所も「30パターンくらいしゃべれるんです。レーザーも出るし」と、ご機嫌にバズのことを自慢し、会場は爆笑に包まれた。
全国公開中