松岡昌宏、“ママ”と慕う草笛光子とご指名ダンス共演も「踊らなくなって25年…」
草笛光子と松岡昌宏による舞台「新・6週間のダンスレッスン」(9月29日~10月21日、東京・よみうり大手町ホール)の制作発表会見が21日、都内で開催。初演から68歳の未亡人・リリーを演じ、今回で上演200回を迎える草笛と、ダンスインストラクター・マイケルを演じる松岡、演出の鈴木勝秀が登壇した。
今回の共演は草笛の5年越しのラブコールで実現。草笛は「5年前の舞台で親子を演じたとき、『ここにマイケルいた!』と思ったんですね。彼に(この舞台を)ちょっと見てちょうだい、って来てもらって。『俺にあれやれってんだろ? 俺、合うと思うよ』って、(松岡は)自信満々でした」と経緯を。松岡は「それから何度かお食事デートをしたときに、『ほんとにできる?』って。そのときの役者さんがすごく素敵で、でもやるからには自分の味を出さなきゃと」と、照れながらも決意を明かした。
振付は草笛の「光子の窓」(1958~60年、日本テレビ系)にも携わった、大ベテランの名倉加代子。松岡は「13歳のときに初めてお会いして、最後に振りを付けてもらったのが’92年の『PLAYZONE』。踊らなくなって25年の僕ができるのか(笑)。厳しい方ですから、ジャニーズJr.に戻った気持ちで一からやり直さなきゃ」と気を引き締めていた。
普段は親子のような交流を重ねているが、今作では男と女として心を通わせる役柄の二人。「ママって言うなって言ってます。もう親子じゃないですから」という草笛に、松岡は「これからリリーと呼びます。でも母の日も一緒にいて、5年間ママだったから、自分のおふくろをヨウコって呼ぶようなもんですからね」と苦笑い。「メールでも必ずマイケル、リリーって」(草笛)「一生懸命絵文字も使ってます」(松岡)と、ほほえましいやりとりを繰り広げた。
同作は9月29日より東京・よみうり大手町ホールで開幕。金沢、福岡、大阪でも公演する。
2018年9月29日(土)~10月21日(日) 東京・よみうり大手町ホール
2018年10月26日(金)~27日(土) 石川・北國新聞赤羽ホール
2018年10月30日(火)~31日(水)福岡・ももちパレス 大ホール
2018年11月3日(土)~4日(日) 大阪・サンケイホールブリーゼ
出演=草笛光子、松岡昌宏
上演台本・演出=鈴木勝秀 振付=名倉加代子