のぎえいご新レギュラー斉藤優里、新内眞衣、樋口日奈に直撃!「この番組にトラウマがあったんです(笑)」
乃木坂46のメンバーが楽しく英語を学ぶ教養バラエティ番組「乃木坂46えいご(のぎえいご)」。2015年6月にスタートしたこの番組も丸3年が経過し、4年目に突入。今年6月からはリニューアルし、斉藤優里、新内眞衣、樋口日奈の3人が新レギュラーに抜擢された。講師を務めるのは、これまで同様、東進ハイスクールの安河内哲也先生。そして、ドランクドラゴンの鈴木拓もレギュラーを継続。8月・9月放送分の収録を終えた新レギュラーの3人に意気込みとこれからの展望を聞いた。
6月から新レギュラーになりましたが、決まった時はどんな気持ちでしたか?
樋口「レギュラーになる前からこの番組を知っていましたし、ゲストにもよく出ていたので、自分がレギュラーになるのは不思議な感覚でした。でも、勉強になるだろうなと思いましたし、収録に行くのが楽しみでしたね」
3人ともゲストとしては出演されていましたからね。
新内「そうなんですよ。でも、レギュラーとなると全然雰囲気というか、気持ちが違います。以前よりも番組の内容の難易度が上がっているような気がしますけど(笑)。それでも、重要な単語とかフレーズを何度も繰り返して言ったりするので、英語が身に付いているんじゃないかなって。中学とかの英語の授業でも“Repeat after me”って、先生がよく言っていましたよね。この番組でも繰り返して言うということを自然とやっているので、すごく勉強になっています」
斉藤「最初は英語ということで苦手意識がありましたし、『私がレギュラーで番組が成り立つのかな?』って思ったりもしました。でも安河内先生や鈴木さんが優しいですし、レギュラーということでゲストの時よりも気持ち的に発言しやすいです。こういう勉強できる環境に置いてもらってありがたいですね」
番組の収録は緊張しますか?
樋口「以前ゲストで来た時は緊張していて、英語もできなくて、この番組に対してちょっとトラウマがあったんですよ(笑)。でも、レギュラーになってからは1回目の収録からお腹が痛くなっちゃうくらい笑っちゃいましたし、楽しかったので、全く緊張しませんでした」
新内さんは、もともと英語が得意だったりしますか?
新内「いえいえ!主要5教科の中だと理科の次に苦手な科目でした。でも、レギュラーに決まって、勉強し直さなきゃなって思いましたし、この番組は宿題(今週のホームワーク)があるので、自分でいろいろ調べたりしています。10年前の私だと考えられないです(笑)」
乃木坂46もお仕事で海外に行くことも多いですし、今後、英語はもっと重要になってきそうですね。
斉藤「日本に観光に来られている外国の方がたくさんいますけど、道を尋ねられた時、とっさに教えてあげることができなくて。そういう場合はその場所まで一緒に連れて行ってあげちゃうんですけど、英語を勉強して、言葉で伝えられるようになりたいです」
樋口さんは1人でのロケも体験されていましたが。
樋口「すごく怖かったです。中学・高校と、まわりのみんなが勉強ができる学校に通っていたんですが、私はその場しのぎという感じだったんです。今回のロケの時、『あの時、みんなと同じようにちゃんと勉強しておけば、もっと言葉が出て、いろんな話が引き出せたのに』って思って悔しかったです」
新内「でも、かなりできてたよ!1人ですごいよね」
樋口「ありがとう!でも逆に、1人だったからよかったのかもしれないなと思いました。まわりに助けてくれる人がいないので、自分の語彙力でどうにかするしかなくて。そういう状況の方が、意外と人間の本能というか、なんとかしないと!という気持ちになれるんだと思いました」
斉藤「単語は出るかもしれないけど、それを繋いで会話にすることができないので、今、すごく焦っています(笑)」
新内「私、ヒアリングは結構できていると思うんですけど、自分から質問するのは苦手ですね。単語が出てこないんです。中学や高校の時にテスト勉強をやってきたつもりなんですけど、こんなにも言葉が出てこないものなのか!ってこれまでの収録を通して思いました」
樋口さんはロケが決まってから何か勉強をしたり、準備をしたりしましたか?
樋口「決まったのが直前で、『明日ロケがあるよ』って。どんな内容のロケなのかもわからないまま現場に行ったので、全然準備はできていませんでした。やってみて思ったのは、普段からある程度、英会話の定型文じゃないですけど、これを知っておくと会話が弾むというフレーズは勉強して覚えて置いた方がいいのかなって」
9月放送分の回では、英語でのクイズがかなり盛り上がっていましたね。
斉藤「クイズ、めっちゃ楽しかったです!日本語でのクイズやなぞなぞも好きですけど、英語でのクイズは初めてでした。日本語と違って、英語の問題文を理解しないと答えられないので、それがすごくもどかしい感じでしたね」
新内「答えがたまたま合っていても、実は質問内容をきちんと理解できてなかったりすることも多かったので、やっぱりもうちょっと勉強しないといけないなと思いました。でも、私もすごく楽しかったです!」
樋口「難しく考えすぎちゃったりしましたし、私、頭が固いなって思いました(笑)」
この番組でこれからもっともっと英語を学んで行くことになりますが、英語を使ってどんなことをやってみたいですか?
樋口「乃木坂46のイベントに海外からきてくださる方も多いですし、私たちが会いに行く機会も増えると思うので、通訳さん無しで自分たちだけでも会話ができるようになりたいです。それも、堅苦しい英語じゃなくて、フレンドリーな英語でコミュニケーションが取れるようになれたらいいなって思っています」
新内「乃木坂46に英語が喋れるメンバーがいれば、もっと世界に知ってもらえるのかなって思うので、私たちがその先駆者になりたいです(笑)」
最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
斉藤「私たちもまだまだ未熟者ですが、ファンの方たちも私たちと一緒に英語をお勉強しましょう!どの回を観ても、絶対に楽しいと思うので、爆笑しながら、一緒に英語を学んでいってほしいなと思います」
文=田中隆信 撮影=中川容邦