<半分、青い。>有田哲平の妹役・小西真奈美が全身緑の“ぶっとんだ”キャラで登場!
思っている以上にぶっ飛んでいる役で、「こんなにか!」と思いました(笑)。
――現場に入ってみていかがでしたか?
本当に初回からすごく感情移入して見ていて、すごく泣いてしまう日もあれば、「私も頑張ろう!」と勇気づけられる日もあった作品だったんですよね。
私が出てくるパートが物語の最終章の部分なので、チームも完全に出来上がっていたし、視聴者としての面もあってものすごく緊張していたのですが、スタッフの皆さんも出演者の皆さんもすごく優しいし明るいし、あっという間に打ち解けることが出来ました。
そんな皆さんだから、愛情に包まれて温かい作品になっているんだろうなと感じました。
――“ぶっとんだ”役どころの恵子の印象は?
“全身緑”と書いてあるのを見て、すごいインパクトが強いんだろうなと思いつつ、北川さんからも「ぶっ飛びましょう!」と言われていたので予想はしていたのですが、思いのほか全身緑で思っている以上にぶっ飛んでいる役で、「こんなにか!」と思いました(笑)。
でも、ここまで緑を愛して突き詰めて生きてる人だからこそ、言葉に説得力があって心に響くんだろうなと思います。
あと、「グリーングリーングリーン」という恵子のオフィスがあるんですけど、本当にすごいグリーンなんですよ。
オフィスに入ると「わお! 美術さんすごい!」と感動しました。おしゃれで、緑ってこんなに色があるんだ、色々な種類があるんだなと驚きました。
そこでの撮影が続いた時に、有田さんや芽郁ちゃんとは「なんかだんだん落ち着いてくるね。ここに暮らせるかもしれない!」という話になりました(笑)。
――ご自身と恵子が似ているなと思う部分はありますか?
今回、北川さんがあてがきで書きつつ、「真奈美ちゃんにこういう役をやってほしい!」と今までに見たことない部分を見せたいと思って書いて下さるのがすごくうれしくて、台本を読みながら「こういう風に見えてるんだ、面白いな」と思いました。
演じていると「あ、こういうところあるかも!」と共感できることも多くて、「若干お恥ずかしい」と感じることも(笑)。
好きなものを語り始めると熱くなって止まらなくなるとか、実は微妙な空気なのに、いつも通り明るく挨拶してしまって「あ、そういう空気じゃなかった!?」みたいなこととか…でも、そういう部分が鈴愛ちゃんに対していい意味で大きな影響を与えることができるのであれば、反省しつつも勇気づけられますね。
――好きなものに対する姿勢は恵子と似ているとのことですが、今はどんなことにハマっていますか?
自分が「これ好き!」と思ったら、好きのエネルギーがすぐ強く出ちゃうんですよね。
仕事だと、昨年から音楽活動させていただいていて、作詞作曲をやってるんですけど、その面白さに気づいてからは、最初は作り始めたら朝になってたなんてことも多くて。
プライベートでは、大人になってからバレエをやり初めて今も続けています。
始めてから5~6年くらいなんですけど、行ける時は週に何回かレッスンに行きますし、海外に旅行に行ったら、誰でも参加できるオープンクラスで教えてもらったり。
レベルはまだまだ初心者なんですけど、ちゃんと踊れるようになりたいと思って、毎回毎回地味なことからコツコツとやっています!