堂本光一×井上芳雄「ナイツ・テイル」帝劇公演千秋楽!『光一くんはなんてかわいらしい生き物なんだと』
堂本光一と井上芳雄の共演で話題のミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」が、8月29日に東京・帝国劇場公演の千秋楽を迎えた。
本作は、シェイクスピア最後の作品とされる「二人の貴公子」を、世界的演出家ジョン・ケアードが新たに演出した、世界初演となるオリジナルミュージカル。
カーテンコールでは7人のキャストからあいさつが
この日、観客の熱いスタンディングオベーションの中、カーテンコールに出演者たちが登場し、7人のキャストがあいさつを行った。
光一は「ありがとうございます。ついに帝国劇場での千秋楽を迎えました。皆さんの温かい支えのおかげでこの日を迎えられたことを非常にうれしく思っています」と話し出すも、「手短にと言われてますのでね。千秋楽って、ヘルメットを被ったいろんな方が(舞台)袖で待機してるんです。早く(セットを)バラシたくて(片付けたくて)しょうがない!」と、早速いつもの“光一節”で笑いを誘った。
続く井上は「本当に(けいこを含めて)3カ月、楽しかったですね。どうなるか分からないものをみんなでゼロから作っていくのは、こんなに豊かな経験なんだなと思いました。ま、仕事なんでね、楽しい楽しい言ってたら駄目なんですけど(笑)」と自分にツッコミを入れつつ「幸せな時間でした」と笑顔で語った。
カーテンコールは大盛り上がり!
次に、大澄賢也は「明日も2回公演あるような気がして…。このままやり続けて、同じプロデューサーなので『DREAM BOYS』出ちゃおうかな!」と、ステージから離れがたい気持ちを吐露。後輩が出演する作品名を聞き「僕は許可します!」と笑顔でリアクションする光一の姿があった。
岸祐二は、井上にイジられつつ「こういう楽しく素晴らしいメンバーと一緒にやらせてもらって本当に幸せな3カ月です。大阪(公演)もあるので楽しみにしていますが、また東京に戻ってこれるかどうかは、皆さんの熱意とこの2人次第!」と光一と井上に期待を寄せる。
そんな中、上白石萌音が「初日が始まるまでとても不安で、これだけの方々の中になんで私がいるんだろうって毎日毎日思っていたんですけど」と切り出すと「大丈夫、俺も思ってたから」とフォローしつつ笑いをとる光一。
上白石は「この劇場とお別れというのも寂しいですが、それよりも大阪(公演)までの2週間皆さんに会えないのが寂しい」と、カンパニーへの愛を明かした。
音月桂は「皆さんの温かい目と絶え間ない笑い声が、舞台のこちら側にいても届くのですごく幸せな気持ちになりました。すごく寂しいので、できればプレビュー公演からもう1回やりたいんですけど…」と告白。すると井上が「僕は特に戻りたいと思わない」とバッサリ。
「みんな思い出して! 辛いことたくさんあったじゃない! 今が一番だよ!」と熱弁する井上の横で、光一は崩れ落ちて大爆笑。
そんな仲の良いキャストらを見た島田歌穂は「ジョン・ケアードがこの作品に残してくれた愛が、連日いっぱいのお客様に見守っていただきながら、素敵なカンパニーになりました」と感謝を述べた。
【東京・帝国劇場】7月27日~8月29日
【大阪・梅田芸術劇場 メインホール】9月18日(火)~10月15日(月)