aikoや湘南乃風の楽曲も! SKE48、夏を締めくくるセトリはメンバーの魅力引き出す特別BANG!?
ユニットパートの次は、高柳がSKE48以外の楽曲でメンバーの魅力を引き出す「ちゅりクエストアワー」企画。
杉山愛佳、野島樺乃、古畑奈和はピアノの生伴奏をバックに自慢の歌唱力を披露。元気な印象が強い杉山は大塚愛の「プラネタリウム」をしっとりと歌って普段とのギャップを見せ、野島はaikoの「カブトムシ」を伸びやかな高音で歌い上げる。古畑は花火柄の浴衣姿で登場すると、DAOKO×米津玄師の「打ち上げ花火」をビブラートの効いた歌声で披露、客席からも大きな拍手が起こった。
そして、会場が余韻に浸る中、高柳、須田、大場美奈、松村香織、斉藤が登場すると、SMAPの「BANG! BANG! バカンス!」で再び会場を盛り上げる。歌い終えた5人はそのまま会場脇の出店スペースへ向かい、湘南乃風「睡蓮花」が始まるのも気にせずに乾杯。松村がおかわりを取りにキッチンカーに行くと、中からサングラスでばっちりキメた内山命が姿を現し、そのまま「睡蓮花」を熱唱。
内山の相方は松本が務め、言葉数の多い早口のパートをきっちりと歌って意外な才能を発揮。他のメンバーもステージに加わり、観客と一緒にタオルを回して、会場のテンションは最高潮に達した。
「ちゅりクエストアワー」が「睡蓮花」で幕を閉じると、先輩メンバー中心に「夏よ、急げ!」、後輩メンバーを中心に「賛成カワイイ!」を披露。
だが、その次に流れたのはAKB48「風は吹いている」(2011年)のカップリング曲「君の背中」というSKE48との関係があまり見えない楽曲。すると、歌唱後、センターに立った大場が「自分にとって分岐点の曲で。深いことは言いませんが、気になる方はネットで…」と曲とのつながりについて明かし、「いろんなやり方、上り方があるから、後輩たちに大場の背中を見て『こうやって上っていけることもあるよ』(と感じてほしい)という意味も込めて」と意図を語った。
そして、最後は高柳がどうしても歌いたかったという「ラムネの飲み方」。夏の終わりにふさわしくしっとりと16曲目を歌い上げ、メンバーが感想を話していると、斉藤の目に涙が。「『ラムネの飲み方』を明音ちゃんと歌うのが初めてで…」と胸中を語ると、高柳も「この曲を今のみんなで歌いたかった」と選曲の理由を明かし、客席からは拍手が起こった。
また、サプライズで撮影中のドキュメンタリー映画のタイトルが「アイドル」になり、公開日が10月19日(金)に決まったことも発表された。
この「ゼロポジサマーフェスティバル」の模様は、CS TBSチャンネル1で10月8日(月)夜9時から、ステージの裏側やレッスンの様子を加えた完全版が放送予定となっている。