川嶋あい、高橋尚子らが「なんとかしなきゃ!プロジェクト」で熱いメッセージを!
途上国を支援するための国内最大級の市民参加型プロジェクト「なんとかしなきゃ! プロジェクト」の記者発表会が27日、都内にある国連大学の敷地内で行われ、このプロジェクトに賛同する著名人メンバーの川嶋あい、北澤豪、紺野美沙子、塩谷瞬、高橋尚子、知花くらら、福留功男が出席。同じく、メンバーの一員である渡辺真理が司会を務めた。
同プロジェクトでは、JANIC、JICA、UNDPが実行委員会となり、途上国の実情を知って国際協力の在り方を考える機会を提供する市民参加型の国際協力活動を推進。「なんとかしなきゃ!」という人々の気持ちをボランティアやチャリティー、イベントへの参加などの、具体的な活動につなげていこうとする取り組みで、国内の市民団体、企業、公共団体、国際機関などが1つとなり、約3年という期間を設け、目標の達成を目指す。
プロジェクトへの参加動機について紺野は「'98年から、国連開発計画親善大使として、今までに9つの国と地域を訪問してまいりました。その中で、強く思ったことは、開発途上国の貧困の現実です。日本で当たり前のことが、海外に行くと決してそうじゃないということを1人でも多くの方に知っていただきたい」とコメント。また、マラソンの現役引退後から“スマイルアフリカプロジェクト”の活動に携わる高橋は「ケニアの靴の履けない子どもたちに日本の子どもが履かなくなった靴を送る活動を通じて、日本の子どもたちとケニアの子どもたちが笑顔でつながることが非常にうれしく思っています。この活動を“なんとかしなきゃ! プロジェクト”の1つとして、多くの子どもたちを笑顔にしたい」とさらなる目標を明かした。
そして、あまり関心のない人たちの目を同プロジェクトに向けるために、何をしていくかという記者からの問い掛けに、川嶋は「ライブで発信していきたいなと思っています。コンサート会場で1枚100円のポストカードを売っているんですけども、その売り上げ金を全部、学校建設の寄付金に充てています。そういう活動を知ってもらって、関心の連鎖が広がってくれたら…」とコメント。また、福留は「わたしたちは、何もできない訳ではありません。日常生活の中で、使わない部屋の電気がついていたら消すこと、それだけでも、地球環境を守っていくことにつながると思って、小さなことから行動を起こしていただきたい」と訴え掛けた。