――鹿子を演じてみた感想をお願いします。
普段、奇抜な役が多いんですが、今回はすごく純粋で真っすぐなキャラクターです。26歳になっても、まだ恋の経験をしたことがない純粋な女の子を演じて、真っすぐな気持ちを自分自身も取り戻しました(笑)。
完成した第1話を見て、「映像が美しい!」とまずは感じました。透明感がすごくて、「こんなにきれいに撮っていただいてありがとうございます!」という気持ちです(笑)。思わず、テンションが上がってしまいました。
――鹿子の魅力を教えてください。
鹿子はずっと本に一途に恋をしてきた子ですが、それは芯が通ってないとできないことだと思うんです。そういうブレがない部分って、鹿子のすてきなところだなと思います。私自身は趣味とかもコロコロ変わるし、結構ブレブレなタイプなので、鹿子の真っすぐさは見習いたいです。
――少女漫画の実写化ということで、プレッシャーは感じますか? また工夫していることを教えてください。
プレッシャーもありますが、原作ファンの方に「あ、鹿子だ!」って思わせられるか、どこまで自分が寄せていけるかが勝負だなと、毎回原作がある作品をやる時は思っています。なので、大体いつも現場に原作本と台本を持って行っていました。