TBS系の木曜9時枠で、10月14日(木)から橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」第10シーズンがスタートすることが決定した。
同作は、“家族の愛”をテーマに、岡倉大吉と5人の娘たちやその家族の生活を追いながら、日々の暮らしの中で抱える問題や悩み・不安を、視聴者と同じ目線で問い掛けるホームドラマ。
'90年のスタート時から木曜夜9時枠で放送を続けてきたが、前シリーズ終了後に木曜のドラマ枠が廃止され、その後は「ザ・イロモネア」「ウンナンのラフな感じで。」のバラエティーが放送されていた。だが、「木曜のドラマ枠がなくなると、今後の“渡鬼”の放送はどうなるのか」といった視聴者からの問い合わせや、「“渡鬼”は木曜9時」というTBSの制作サイドの意見が根強く、ドラマ枠の復活が決まった。10月から1年間の放送が予定されている。
最新作となる第10シーズンも、それぞれの世代の価値観や立場の違いから生まれる行き違い、時代と共に変わりゆく家族の姿や、それぞれが抱える葛藤(かっとう)や不安を描いていく。初回の2時間スペシャルでは、80歳を迎える父・大吉(宇津井健)の誕生日がいつだったかを忘れてしまったという有様の五月(泉ピン子)、弥生(長山藍子)ら娘たちが、何とか大吉の傘寿を祝おうと力を合わせる姿を描く。
10月14日(木)スタート 毎週木曜夜9:00−9:54 TBS系で放送
※初回は2時間スペシャル