山田孝之&菅田将暉「dele」“デジタル”というモチーフのウラガワ『くさびを一つ打っておきたかった』
山田孝之と菅田将暉がバディを組み、デジタル遺品にまつわる人間ドラマをひもといていく金曜ナイトドラマ「dele」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が9月14日(金)、最終回を迎える。
原案・脚本の本多孝好氏、常廣丈太監督、山田兼司プロデューサーらに作品づくりのウラガワを聞く集中連載も、今回が最終回。第8回では、ドラマ全体のモチーフとなった“デジタル”のウラガワに迫る。
最終話―依頼人と祐太郎、因縁の関係
「dele」は、プログラマー・坂上圭司(山田)と何でも屋・真柴祐太郎(菅田)が、クライアントのデジタル遺品を整理する中で巻き起こる人間ドラマ。
ベストセラー作家・本多氏が原案を担当し、各話ごとに金城一紀氏、渡辺雄介氏など、多くの話題作を手掛けてきた脚本家が名を連ねることでも注目を集めている。
最終回では、祐太郎と圭司の過去が明らかになる。
「dele. LIFE」にデータの死後削除を依頼していた辰巳仁志(大塚明夫)が死亡。その名を聞いた祐太郎はなぜか怒りを抑えた表情を浮かべる。
いつもは朗らかな祐太郎の豹変(ひょうへん)ぶりに、驚きを隠せない圭司。その矢先、何者かが「dele. LIFE」のシステムにクラッキングを仕掛けてきたことが発覚する。
辰巳は、祐太郎の妹・真柴鈴(田畑志真)の死を巡り、入院先の弁護を担当していた人物だった。鈴の死には不審な点があったが、病院側の主張が通り、祐太郎ら遺族は筆舌に尽くしがたい心の傷を負っていたのだ…。
圭司は、辰巳が遺した音声データを再生。そこには、辰巳と大物政治家・仲村毅(麿赤兒)との黒い会話が記録されていた。
相手が相手だけに慎重に動こうとする圭司。一方、データの即時公表を切望する祐太郎は、圭司への不信感をあらわに「dele. LIFE」を飛び出す。
そしてその頃、圭司とその姉・坂上舞(麻生久美子)の間にも、これまで互いに語ることのなかった“過去の出来事”を巡り、不穏な空気が流れ始めていた――。
9月14日(金)夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
【公式HP】http://dele.life/
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