「飛鳥ちゃんってSだよね?」山田裕貴 齋藤飛鳥からのケーキ“あ~ん”にクレーム!?
映画「あの頃、君を追いかけた」の完成披露舞台あいさつが18日、都内の劇場で行われ、俳優の山田裕貴、乃木坂46・齋藤飛鳥、共演者の松本穂香、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介が劇中の制服姿で登壇した。
同映画は2011年に台湾で公開され、ほぼ無名キャストながら200万人を動員した青春映画のリメーク版で、主人公・浩介とヒロインの真愛の10年におよぶ切ない恋愛を描く。日本をはじめ、世界10カ国での公開が決定している。
映画初出演となった齋藤は「私にとっての“あの頃”はなくて、私には乃木坂にしかない。乃木坂以外の青春を経験させてもらったのがこの映画が初めて」といい、「皆さんは私にとって大事な存在。大事な作品になったと心から思っています」と語った。
また、この日は山田の28歳の誕生日で、キャストたちは山田には内緒で巨大バースデーケーキを用意。山田には何も知らされていないはずだったが、誕生日当日の完成披露とあって本人が「何もないわけがないよね。正直、バレバレ」と明かすと、会場は大笑い。劇中に登場するキーアイテム“りんご”をモチーフにしたケーキが運ばれると、キャスト・監督、会場の観客でバースデーソングを合唱し、その後、共演者一人一人が山田に「あ~ん」とケーキを食べさせることに。齋藤はスプーンからこぼれ落ちるほどケーキをすくい、そのまま山田の口へ。山田は戸惑いながら「飛鳥ちゃんってSだよね?」とツッコむ場面も。
サプライズは続き、原作映画監督のギデンズ・コー氏からビデオメッセージが届き、スクリーンで再生された。すると山田は「うれしいっす。喋れなくなっちゃう…」と堪えきれずに男泣き。「素敵な仲間たちに会えて、本当にみんなが見てくれればいいと思って撮影に臨んでいた。この映画に関わっている子たちは役者始めたばかりの子が多いので、この作品に出たことで活躍の場が増える映画にしたかった。祝ってもらえてうれしい」と熱い思いを吐露した。
2018年10月5日(金)公開
監督=長谷川康夫/出演=山田裕貴、齋藤飛鳥、松本穂香、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介ほか