妻夫木聡×井上真央、初共演も「自然に夫婦になれた」
9月22日(土)に放送される、メ~テレ開局55周年記念スペシャルドラマ「乱反射」(夜10:15-0:08、テレビ朝日系)の記者会見が都内で行われ、主演の妻夫木聡、井上真央、そして原作者の貫井徳郎が登壇した。
第63回日本推理作家協会賞を受賞した同名小説を原作に、不慮の事故で最愛の息子を亡くした新聞記者の加山聡(妻夫木聡)が、その原因と犯人を突き止めるために奮闘する社会派ミステリー。
貫井原作の映画「愚行録」(2017年)に出演して以来2作品目の貫井作品出演となった妻夫木は、本作について「貫井さんの作品は『人としてどうあるべきなのか』ということを問われる作品が多く、この作品についても自問自答しながら一日一日の日々を過ごしていたのが印象的だった」と語った。
井上は「撮影前は不安だったけど、妻夫木さんをはじめ信頼できる皆さんに囲まれて、頭で考えるよりも自然と悲しみ、苦しみといったいろんな感情のスイッチを押してもらえたような気がしました」と、初共演となった妻夫木との撮影を振り返り、原作者の貫井は「素晴らしいスタッフ、キャストが集結して制作していただき原作者としては大変幸せに思ってる」と語った。
妻夫木「逃げちゃいけないなという思いが芽生えた」
原作を読み、妻夫木は「とても難しい題材ではあると思う。でも、逃げちゃいけないなという思いが芽生えた」と、作品に対して並々ならぬ使命感を持って臨んでいたことも明かした。