ザ・フーパーズの未来が告白「普段から100%ボーイッシュです」
女子も恋する“イケメン女子”として国内外で人気急上昇中の7人組グループ、ザ・フーパーズ。今回はそのザ・フーパーズ でメインボーカルを務め、8月27日にはKobasoloとのコラボで配信限定ソロEP「MIRAI COVERS」をリリースした未来にインタビュー。彼女の素顔に迫った。
ザ・フーパーズはどんなグループですか?
「少女漫画の中から出てきたキレイな男の子みたいな2.5次元チックなビジュアルがウリで、応援してくれるファンの方に夢の世界“ファンタジア”を見させてあげるというのをテーマに活動しています」
本日は私服ということですが、普段のファッションもボーイッシュな服装が多いのでしょうか?
「100%そうですね。私服からかっこいいは意識しています。女性らしいものはアクセサリーぐらいですが、今日付けているネックレスはすごく思い入れがあって。20歳の誕生日の時にお父さんが、7人組のザ・フーパーズに合わせて7色のネックレスをくれたんです。しかもこれ、輪っかになるんですよ。7色のフープってことで、とても大切にしています」
Kobasoloさんとのコラボでリリースされた配信限定EP「MIRAI COVERS」は4曲が収録されていますが、選曲は未来さんも一緒に考えたんですか?
「選曲はKobasoloさんですね。いろいろな曲を聴いた上で、私の歌声と曲の組み合わせをイメージしてセレクトしていただきました。『シュガーソングとビターステップ』は歌も難しいし、私は基本的にバラードが好きなので、バンドの曲を歌うことはソロライブでもあまりありません。そういう意味で、私1人だったら絶対に選曲しないっていう印象があって、新しいチャレンジだと受け止めています」
今回の収録秘話を教えてください。
「『世界は恋に落ちている』は途中でセリフが入りますが、本来は女の子同士の掛け合いなんです。でも、私はイケメン女子なんで、無理やりですけど男の子の声でやっても女子だよねってことで、イケメン&かわいいボイスの1人2役で収録しました。それで次の『東京サマーセッション』では、セリフだけじゃなく歌でも面白いよね?となって、男女の掛け合いの曲に挑戦しました。ただ、まさか本当にやるとは思っていなかったので、めっちゃくちゃ練習しましたね(笑)。で、どんどんハードルが上がっていって、『めざせポケモンマスター』では男女どころかピカチュウの声まで全部やりました」
最後に今後の目標を教えてください。
「私がソロ活動をする理由として、ザ・フーパーズに還元したいというのがあります。ソロで配信する曲を聴いてくださるのは、やっぱり音楽が好きな方だと思いますが、それでもアイドルという括りになると聴かない方。でも、私の歌に少しでも興味を持ってもらえたら、きっとザ・フーパーズのライブにも行きたいって思ってもらえる。そうしてザ・フーパーズがどんどん大きくなっていければいいなと。
そして、私たちが最初に人前で歌ったのは代々木公園での路上ライブなんですが、いつかグループが大きくなった時に、代々木体育館に戻ってきたいと思っていて。この想いは私だけじゃなくメンバー全員が持ち続けているので、叶えられるように頑張りたいです」
文=安藤康之 撮影=中川容邦