<半分、青い。>「律ロス」の声!視聴者を“とりこ”にした“胸キュン”場面を振り返る!!
しかし、そのころ清(古畑星夏)という恋人もできていた律は、鈴愛への複雑な感情を持て余すようになっていった。そして訪れた7月7日、2人の19歳の誕生日に、律は鈴愛の前から姿を消した。
唐突なプロポーズに秘められた想い
それから2人は5年間、音信不通に。だが律は、離れている間も鈴愛を気に掛けていた。鈴愛が「一瞬に咲け」でガーベラ大賞を受賞し漫画家としてデビューしたことも知っていたし、その後連載された「一瞬に咲け」も読み、周囲に「これ面白いですよ」と勧めることも。
そして、5年ぶりに再会した第72回(6月23日放送)では、「鈴愛、結婚しないか」と唐突にプロポーズし、「律、どうした!?」「それは急すぎ!」などSNSをおおいに沸かせた。
それでいて、鈴愛に「ゴメン、(今は)無理だ」と断られると「俺と鈴愛はそういうんじゃないもんな」「ごめん、今の忘れてくれ」とサッと引いてしまう傷つきやすい部分も。
プロポーズを断られたことについて、のちに秋風に「なんで僕の人生にこんな悲しいことが起こるんだろうと思いました。鈴愛にフラれて本当に悲しかったです」と素直な気持ちを語った。
「僕はきっと幼かったので、自分の気持ちに気づくのに時間がかかりました」「鈴愛のことは、今は遠くから、昔からの友人として応援してます」とも…。
その後、律は会社の受付嬢だったより子(石橋静河)と結婚。ふたたびドラマに登場したのは、突然のプロポーズから8年半、19歳の七夕から約12年半後のことだ。その間に、鈴愛も涼次(間宮祥太朗)と結婚し、出産後、離婚を経験していた。
長すぎた“5秒だけのハグ”
既婚の律と、バツイチになった鈴愛は岐阜で再会。ここにもドキドキ展開が待っていた。
第113回(8月10日放送)では、遊びに来たボクテ(志尊淳)によって鈴愛がプロポーズを断った本当の理由がバラされると、律は「今の話、ほんと?」と優しく問いかけた。喫茶「ともしび」で鈴愛から「律を支えたい」と言われたことにも「なんか俺、ドキッとしちゃってさ」と本音を覗かせた。
そんな2人に、SNSは「はがゆい…」「自分に言い聞かせてる律にキュンとする」といった声が上がった。
和子(原田知世)が亡くなりふたたび岐阜を出ることになった律と、再上京し新たな人生を踏み出そうとする鈴愛。
第132回(9月1日放送)で2人は、出発の朝、連れ立って川辺へ向かった。そこで鈴愛に「5秒だけ、ゆるして」と抱きつかれた律は、「1、2、3…しーーーー」とゆっくりカウント。向き直って正面から鈴愛を抱きしめ、2人はまた来た別れを惜しんだ。「バイバイ」という鈴愛に、律はバイバイとはいわず、「頑張れ鈴愛」とつぶやいた。