テレビ東京は、10年ぶりにプライムタイムで現代ドラマをスタートすると発表。現在、「カンブリア宮殿」が放送されている月曜10時枠で、10月期から「モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚『絆』の物語」の放送がスタートする。
同作は、漫画アクションで連載されていた郷田マモラ氏の同名漫画が原作。伊藤淳史演じる新人刑務官・及川直樹と、直樹と深いきずなで結ばれる死刑囚・渡瀬満(ARATA)の心の触れ合いを描く。新人刑務官の直樹は、凶悪犯ばかりの死刑囚舎房に配属される。死刑囚たちと触れ合っていくうちに、直樹は死刑の是非の間で揺れ動くが、そんな中、自分と同い年の死刑囚・満と出会い、2人は次第に友情を築いていく。
刑務官・直樹を演じる伊藤は、「無力な社会人1年目の刑務官が、死刑囚たちにどう向き合っていけばいいのか。目の前の現実に驚き、生身の触れ合いの中で悩み、苦しむ姿をドラマを見てくださる方々に近い感覚で表現したい。今までにない、難しい職業の役柄で不安もありますが、心を込めて挑戦していきます」と意気込みを語った。
また、民放の連続ドラマに初出演するARATAは「正直、今の段階でこのセンシティブな役柄に対して思いを語ることはとても難しいです。真摯(しんし)に向き合っていても言葉が見つかるかどうか。ただ、このような役柄は人生においても何度もできるものではないと思うので、作品を作っていく中で、見えてくることもたくさんあるはず」とコメントした。
また、直樹の恋人役として香椎由宇、満の妹役として谷村美月が出演。死刑囚として、柄本明、温水洋一、六平直政らが脇を固める。
10月スタート
毎週月曜夜10:00-10:54 テレビ東京系で放送