尾崎衣良の恋愛漫画を、馬場ふみか、佐野ひなこ、久松郁実のトリプル主演で実写ドラマ化した「深夜のダメ恋図鑑」が、10月6日(土)からテレビ朝日(毎週土曜夜2:30-3:00)で、10月7日(日)からABCテレビ(毎週日曜夜11:35-0:05 ※初回は11:40-0:10)でスタートする。
本作は、普通の恋愛がしたいのに、なぜかダメ男たちに言い寄られてしまう、“元ヤン処女”の受付嬢・古賀円(馬場)、クールで才色兼備な千鳥佐和子(佐野)、王子様を夢見る“少女漫画脳”な福間千代(久松)の3人が夜な夜な集まって女子会を開いては、ダメ男たちをぶった斬っていく爽快ドラマ。
佐和子の恋人・国分諒役を瀬戸利樹が、千代に好意を寄せる八代智司を清原翔が演じる。
今回、主演の3人にインタビューを行い、作品への思いや撮影現場でのエピソード、さらにはプライベートなことまでたっぷり語ってもらった。
――それぞれ、ご自身の役柄について聞かせてください。
馬場:かわいらしい女の子だなと思います。でも慎重になりすぎて、なかなか前に進めないタイプ。3人の中では私に一番似てるなって思います。原作漫画を読んだときに「私が円だ!」って思いましたから(笑)。
私は思ったことをはっきり言うタイプなので、そういう部分が似てるのかな。円は頭の回転が早くて言葉がどんどん出てくるんですけど、私は怒ると黙っちゃうタイプなので、そこは違うと思います。
佐野:私も、3人の中では佐和子が自分に一番近いと思います。普通に恋愛もしたいし、付き合ったら平穏な日々みたいなものにも憧れるから、そういう恋愛観が似ている。
諒のような“ダメンズ”と付き合えるかと言われたら、さすがに付き合えないですけど…(苦笑)。ただ、ダメな男の子でも愛嬌(あいきょう)があったりすると「かわいいな」って許しちゃうところは似てるかもしれませんね。
自分がちょっと我慢した方がこの場がうまく収まるのかなって変に大人な部分を見せちゃうようなところも、佐和子っぽいかも。
久松:千代は、純粋で人を好きになりたいって気持ちはあるけど、嫌なところが見えちゃうと『許せない!』ってなっちゃう女の子。
私は千代ほどではないですが、相手に理想を求めてしまうところは似ているかな。尽くすよりも尽くされたいタイプというのも似ているかも。
――お互いに見ても、演じる役柄とかぶるところはあると思いますか?
馬場:取材とかで、それぞれの話を聞いてると、確かにみんなキャラに似てるなって思いますね。
佐野:(馬場は)元ヤンじゃないんだろうけど、たまにそんな雰囲気が出てるんですよ(笑)。
馬場:プライベートでも仕事でも、よく聞かれるんです、この作品をやる前からずっと「元ヤンでしょ?」って(苦笑)。
佐野:めちゃくちゃクールだもんね。性格がサバサバしてて、クールだからこそなのかな。
馬場:話すスピードも速いし、言葉に“地元感”出てるからかな。
佐野:うん、地元好きそうって感じが出てる(笑)。