米倉涼子演じる元弁護士の小鳥遊翔子が“ワケあり”ばかりを集めた弱小弁護士事務所を京極雅彦(高橋英樹)に立ち上げさせ、どんなに不利な訴訟でも勝利をもぎ取るべく突き進んでいく新感覚リーガルドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。
リレーインタビューの2回目を飾るのは、小鳥遊に目を付けられ半ばだまされる形で事務所に入った新人弁護士・青島圭太を演じる林遣都。この制作チーム、特に米倉に思い入れが強いという林に撮影現場の様子や、自身の“V=勝負シーン”などについて聞いた。
――演じる青島はどんな人物ですか?
新米弁護士ですが、決して偏見で仕事をしない、自分を犠牲にしてでも弱い人を救いたいという志を持っているところが立派だし、格好いいと思います。そうした真っすぐさと思いを、しっかりと出せていけたらと思っています。
――弁護士役についてはいかがですか?
弁護士用語はやっぱりすごく難しいです…。知らない言葉がたくさん出てきますし、苦戦中です。ここまで本格的に弁護士役を演じさせていただくのは初めてだったので、まずは知るところから始めたいと思い、撮影前に2日間ほど法廷で裁判を傍聴させていただきました。
よくテレビなどで見る「異議あり!」というやりとりも本当に行われていましたし、少し感情的になることもありました。本当に他人の人生をのぞけてしまうというか、特殊な場所でした。
見学した裁判には青島と同世代の弁護士さんもいらして「こういった場面では一体何を考えられているんだろう?」と気になる瞬間もあり、参考になることがとても多かったです。
――チャーミングな前髪も役作りの一貫ですか?
そうですね。傍聴させていただいた際に青島のイメージに近い弁護士さんがいらっしゃったので、スタッフさんと相談して話し合い、衣装も実際の弁護士さんのものを参考にさせていただきました。
僕の中では久しぶりの短髪だったので役作りとはいえ結構ウキウキしていたんですけど、ある日撮影中に米倉さんから「何でその髪形にしようと思ったの?」と聞かれて。「どういう意味ですか(笑)」というやりとりがありました(笑)。
下に続きます