荒木絵里香、石井優希、黒後愛らの次なる戦い…バレーボール「V.LEAGUE 女子」が11月3日に開幕
10月21日、東京・アクアシティお台場にて、バレーボール「V.LEAGUE 女子」の2018-19シーズン開幕に向けたイベントが行われた。イベントにはV1全11チーム、V2全10チームの監督・選手が登場し、新シーズンに向けた意気込みを語った。
2018-19シーズンのV.LEAGUE 女子には、トップリーグのV1、V1昇格を目指すV2の2つのディビジョンがある。V1は11月3日(土)に、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館、秋田・ナイスアリーナ、大阪・丸善インテックアリーナ大阪の3か所で開幕。来年2月まで各チームは20試合のレギュラーラウンドを戦い、上位チームが3月2日(土)から行われるファイナルステージに進出する。V2は11月10日(土)に開幕。
イベントには、全日本メンバーとして、ほんの2日前まで世界選手権を戦った選手も多数登場。
久光製薬スプリングスの石井優希は「全日本では、チームメートと互いに刺激し合いながら戦えました。昨日の(1日だけの)休みは、全日本で宿泊していたホテルにそのまま宿泊。私服を用意していなかったので、ジャージのまま美容院に行きました(笑)。少し心を休めることができましたね」と、オフの日のエピソードを披露。V.LEAGUEでも、「一戦一戦、勝利と内容にこだわりながら戦っていきたい」と抱負を語った。
出産を経てママとなっても第一線で活躍する荒木絵里香は、V.LEAGUEではトヨタ車体クインシーズに所属。「昨日の休みは、久々に娘とゆっくりできて楽しかったです。世界選手権での全日本チームの一体感は試合ごとに高まっていったし、応援していただいた皆さんからは試合中のエネルギーをもらうことができました。V.LEAGUEもすぐ開幕なので、早くチームに合流して、優勝という目標に向かって、自分にできることをしていきたいと思います」と意気込む。チームのホームタウンである愛知県について「ひつまぶし、手羽先、味噌カツ、たくさんおいしいものがあるので、ぜひトヨタ車体の試合を見て、おいしいものを食べてください」とPRした。
日本のエースとして、さらなる飛躍が期待される黒後愛(東レアローズ)、古賀紗理那(NECレッドロケッツ)も、地元開催ゲームへの来場をアピール。
黒後の所属する東レのホームタウンは、滋賀県大津市。「チームメートと、琵琶湖ビーチに遊びに行くこともあります。バナナボートとか、遊べる場所がたくさんあるので、ぜひ来てみてほしいです」とおススメのスポットを紹介。古賀は「NECのホームゲームでは、20点になったら『森のくまさん』の曲が流れるので、皆さんで踊ってほしいです。応援は力になるので、ぜひ会場で声を出して応援してください」と話した。
また、V.LEAGUEの新たな取り組みとして、公式キャラクター「ブイリー」のご当地限定キャラ化の紹介や、10月23日(火)に発売される公式観戦ガイド「V.LEAGUE Walker」のお披露目も。新リーグになり、地元密着企画を次々と掲げるV.LEAGUE。全日本選手の地元でのプレーに注目したい。
■「V.LEAGUE Walker」は10月23日(火)発売