生田斗真が劇団☆新感線の最新作に主演!「憎めないおバカちゃん的な役になりそうです」
いのうえひでのりが主宰し、古田新太ら多くの人気役者が所属する劇団☆新感線が2019年より行う春興行の詳細が発表され、生田斗真が主演を務めることが分かった。
2017年3月から2018年の12月31日(月)にかけて客席が360°回転するというアジア初の劇場・IHIステージアラウンド東京でのロングラン公演を行っている劇団☆新感線。
前代未聞のロングラン公演を終え、劇団旗揚げ39周年にあたる2019年は“サンキュー興行”と題して公演を行う。
今回発表された演目は、史実などをモチーフした時代活劇・“いのうえ歌舞伎”とシリーズとしては「乱鶯」(2016年)以来の新作となる「偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)」。
偽物説や影武者説などドラマチックな謎を多く抱えているという源義経の奥州に匿われていたという史実をベースに、奥州三代の盛衰の行方も絡めながら、主人公の偽義経を中心とした群像劇を座付き作家・中島かずきが描き出す。
今作が「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」(2016年)以来、3年ぶり4度目の劇団☆新感線への参加となる生田は「実は、いのうえ歌舞伎に主演という形で出させていただくのも、中島さんの書き下ろしに出させていただくのも初めてなんです。
源義経の偽物の役どころになりますが、歴史上の人物を描きながらも僕が属するチームのパートは意外と自由にやれそうだとも思っていて。あまり型にハマり過ぎず、舞台上で縦横無尽に飛び回りたいですね」と気合十分な様子。
さらに「基本的に新感線の皆さんとご一緒するときはちょっと頭の弱いキャラクターになることが非常に多くて(笑)。今回もどうやら正義感にあふれた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです」と自身の役どころを語る。
続けて「本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、お客様にはこちらが苦労すれば苦労する分、楽しんでいただけるはずですからね。今回も大いに苦労をして、大いにヒイヒイ言いながら、頑張りたいと思っています」と意気込んだ。
公演はまず2019年3月から4月にかけて大阪、金沢、松本にて上演。その後、“夏秋公演”の別演目を挟み、2020年に東京、福岡での公演が予定されている。
出演は生田の他に、りょう、新感線初参加となる中山優馬、本作が初舞台となる藤原さくら、山内圭哉、早乙女友貴ら。
また、「メタルマクベス disc1」(2018年)で退団以来21年ぶりに劇団公演に参加した橋本さとしの出演も明らかになった。
そして大阪・金沢・松本公演では劇団員の橋本じゅんが、東京・福岡公演では三宅弘城がダブルキャストとして同じ役を演じる。
約2年のロングラン公演を経てさらに進化し続ける劇団☆新感線の39周年に期待が高まる。
いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)」
【公演日程】
<大阪公演>
2019年3月8日(金)~21日(木・祝)
フェスティバルホール
<石川公演>
2019年4月2日(火)〜7日(日)
・金沢歌劇座
<長野公演>
2019年4月18日(木)〜21日(日)
まつもと市民芸術館
<東京公演>
2020年2月予定
TBS赤坂ACTシアター
<福岡公演>
2020年4月予定
博多座
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