米倉涼子演じる元弁護士の小鳥遊翔子が“ワケあり”ばかりを集めた弱小弁護士事務所を京極雅彦(高橋英樹)に立ち上げさせ、どんなに不利な訴訟でも勝利をもぎ取るべく突き進んでいく新感覚リーガルドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)。
リレー連載の4回目は、鉄道オタクの翔子が足しげく通う鉄道バーの店員・神保有希を演じる内藤理沙が登場!
有希は来店するたびに支払いが滞りがちな翔子をたしなめながらも、何だかんだいって翔子が来店するのを心待ちにしているという、そんな役どころだ。
米倉は同じ事務所の先輩であり、憧れの存在でもあるという内藤に、米倉への思いやちょっと変わった役柄、勝負に出るときのルーティーンなどを聞いた。
――今回、鉄道バーの店員という役柄を演じますが、撮影に入る前に何か準備されたことはありますか?
これまでホステスさんの役は演じたことがあるんですけど、バーの店員は初めてで、しかも今回は“鉄道バー”という特殊なお店。
撮影に入る前に実際のお店に勉強しに行きたい気持ちはあったんですけど、カウンターだけしかないような本格的なバーにもほとんど行ったことがないので一人で行く勇気がなくて、結局、行けなかったんです…。
なので、人に話を聞いたり、調べたりして、バーのことを勉強していました。
――バーテンダーを演じる上で意識していることはありますか?
バーの店員さんは、接客しつつも、お客様の話には入りこまない、という暗黙のルールがあるみたいで、聞こえていても聞こえないフリをするらしいんです。難しい話をしている時とかは、グラスを拭いて聞いていないフリをするようですよ。
私の場合は接客する際、あくまで「お客さん」として他のキャストの皆さんと関わっていきますので、深入りはせずっていうのを意識して演じていますね。
――車掌さんのような衣装も珍しいですが、こだわりは?
ドラマの中では、車掌さんみたいに帽子もかぶっているんです。しかも毎回、衣装が違うんですよ。いろいろな鉄道会社の制服をオマージュしているらしいです。色やラインの入り方が違ったりするので、そういったところも楽しんでもらえたらうれしいです。
――鉄道バーで撮影を重ねるうちに、鉄道が好きになりそうですね。
もともと鉄道はあんまり詳しくなかったんですけど、今回の撮影を通して、すごく興味を持ちました。ミニチュアの鉄道が走っていたり、鉄道に関するグッズがたくさんあったりするので、撮影現場にいるだけでも楽しいです。大人の遊び場じゃないですけど、趣味の場所だなって思いますね。
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