女優の岸井ゆきのが、連続ドラマ小説「まんぷく」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に出演中だ。
同ドラマは、福子(安藤サクラ)とその夫・萬平(長谷川博己)の成功物語で、インスタントラーメンを生み出した実業家である安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長期にかけての激動の時代を舞台に、たくましく生きる夫婦の姿を描いている。
12月1日までの第9週では萬平が塩の次に開発にいそしんでいたダネイホンがついに完成し、真一(大谷亮平)も会社の仲間に加わりこれからだという時に、進駐軍が反乱容疑で福子らの家に乗り込んでくる不穏な展開に。
12月3日(月)からは、MONKEY MAJIKのメイナード・プラント、ブレイズ・プラント、岡崎体育らが演じる進駐軍により萬平らが追い込まれていく。
そんな今後の展開が気になる本作で、これまでたちばな塩業を福子らと共に支えてきた福子のめい・タカを演じる岸井が、本作への出演が決まったときの気持ちや、役作り、現場の印象などを語った。
――あらためて「まんぷく」に出演することが決まったときのお気持ちは?
初めて聞いたときは心の準備が整っておらず、とにかく驚きが一番大きかったです。
朝ドラのオーディションは何度も挑戦しては落ちていたので、決まったという喜びを突き抜けて、「朝ドラ…? 夢…?」と何だか疑ってしまいました(笑)。
本当は飛び上がるほどうれしかったし、ワクワクもするはずなのに、何も始まっていないが故に、不安やプレッシャーを感じたり。
でも役名を聞いたら「タカ」だったんです。実は大河ドラマ「真田丸」(2016年、NHK総合ほか)で演じた役名も「たか」で。違う役ですが一度自分の体を通している名前で呼ばれるのは少し安心するというか。
真田丸のたかが、時代を超えて見守ってくれているようなそんな気もしてきて、少しづつ落ち着いていきました。
―― 自身の役柄についての印象や、演じる上で楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などはありますか?
4人きょうだいの長女・タカちゃんを演じるのは楽しいです。実生活では兄がいて私は妹なのですが、弟・妹役の子どもたちがお姉ちゃんの気持ちにさせてくれました。
関係性を作りたいのもあってなるべく一緒にいようと心掛けていたのですが、そんなことを考えずとも自然に会話が生まれるようになって、今では遠足に持っていく駄菓子の話をしたりしています。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
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