高畑充希「演じるときは自分に鍵をかけ、感情をあまり出さないようにしています」
でも、ご飯のシーンではその鍵を開けて自由に食べていました
食欲の秋ならではのグルメコメディー「忘却のサチコ」(テレビ東京系)。主演の高畑充希が豪快にごはんを食べまくる姿に、深夜お腹を鳴らす視聴者が絶えない。そんな幸子を演じつつ高畑は、幸子の幸せを願っていた。
幸子には男を見る目を養ってほしい!
おいしいものを食べるときが至福の瞬間。高畑充希が演じる「忘却のサチコ」(テレビ東京系)の幸子は、”鉄の女”と呼ばれるほど感情を見せないが、その一瞬だけは人間らしさを見せる。
「幸子はいつもロボットのようなので、演じるときは自分に鍵をかけ感情をあまり出さないようにしています。でも、ご飯のシーンではその鍵を開けて自由に食べていました。幸子は変わっているけれど、嘘のない人。職場の出版社でも、普通なら失礼だと思って言えないことも相手のためを思って言える。幸子さんだから許せるストレートさがあってそれがかっこいいし、嘘がないから周囲の人に愛されるのかな」
単発ドラマ(2018年1月放送)で幸子は結婚式当日、婚約者の俊吾(早乙女太一)に逃げられてしまった。連ドラではそれから数カ月が経っているが、まだ彼を忘れられず、脳内には俊吾が現れる。
「原作漫画の俊吾はふわっとした感じなのに対し、早乙女さんはシャープな印象。ドラマではまた違う俊吾になるのかなと思ったんですが、早乙女さんは声がとてもソフトで、目が前髪で隠れるようにすると、漫画にも似ていて。ご本人も俊吾と同じでちょっとつかみどころがない方なんです(笑)」