「米倉涼子さんは憧れの存在」
――主演の米倉さんは事務所の先輩ですよね。宮本さんにとってどんな存在ですか?
米倉さんは私の憧れの存在で、目指している女優さんです。今回、米倉さんは対立する事務所の方なので、なかなかお会いする機会がないのが残念で…。
会見の時も思いましたが、余裕のある女性で、すごくかっこいいです。会見中もずっと米倉さんを見ていました(笑)。
――リーガルドラマにちなみ、正義感が強いと思った瞬間を教えてください。
あまり浮かばないですね…(苦笑)。正義かどうかは分からないんですけど、自分で大事にしていることは、礼儀。初心を忘れずに、しっかりあいさつをして、周りの人への感謝の気持ちを忘れないってことは常に意識するようにしています。お仕事する上で一番大切なのかなと思っています。
――ドラマは勝利を懸けた戦いに挑むわけですが、それにちなんで、ここぞという勝負のときに行うルーティーンや、勝負飯があれば教えてください。
私はルーティーンがあまりないんです。決まったことをすると、できなかったときに落ち込んでしまうので。特に何も決めずに、現場に入ることが多いですね。
勝負飯は、お米の“あきたこまち”です。秋田生まれなこともあり、あきたこまちが大好きで。すごくおいしいご飯を炊いて食べると、次の日頑張ろうって思います。
実家なので、料理は母が作ってくれるのですがご飯は好きな柔らかさがあるので、自分で炊きますね。ちょっと水多めで、柔らかめな炊き具合が一番好きです。この現場でも食べて、元気を養っています。
――「リーガルV」は、ご自身にとって本作はどういった作品になりそうですか?
素晴らしい作品でデビューできて本当に光栄でありがたいのですが、おそらく何年か後に自分が成長したタイミングでこの作品を見たら、「あ~ダメだったな…」と思っちゃうでしょうね。
ですからそうならないように、しっかり頑張って人生の思い出になるようなデビュー作にしたいです。また、物語の後半にかけて淳美が物語を引っ掻き回す、いいスパイスになるようなキャラクターになったらうれしいです。