中川大志が週刊ザテレビジョン11/30号の連載「Be Ambitious!」で、内村光良と対談した。
中川も出演する、「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK総合)が手掛ける初の時代劇「LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門」が12月19日(水)に放送。2人は衣装の忍者姿で取材に応じた。
中川が初めて「LIFE!―」に出演したのが2017年8月。まずは中川に約1年前のコント初挑戦について聞いてみると、「最初は大好きな番組に出させてもらえることと、コント初挑戦というのでド緊張でした」と明かした。
すると内村は「でも、最初のコントが『とどろけ!!ファミレス塾』(編集部注・中川演じるファミレスの新人バイトが、時給の高い深夜シフトをめぐり、内村演じるオープニングスタッフたちと対決する)っていうのもすごいよね」としみじみ振り返る。
続けて、「あれ濃い~コントだよ? 俺の中でもかなり濃いキャラ(笑)。今思えば、最初はもう少し普通のコントにすれば良かったな(笑)」と中川に笑顔を向けると、中川も「いえいえ。“これぞコント”というものに触れられてよかったです!」と笑顔で返す。1年の間にすっかり打ち解けていることを感じさせた。
そんな2人に、コントとドラマの違いを聞いてみると、「玉木(宏)くんがオタクっぽいキャラをやったときも作り込みがハンパなかった(笑)」と内村。「ドライの時点で完璧に出来上がっていたもんね。ああいうとこなんだろうな、役者さんのすごさって。お笑いは、その日に何とかセリフ覚えるからね(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑う。
さらに、「基本コントもお芝居も、演技するという意味では一緒だよね。ただコントの方はちょっと俯瞰(ふかん)の自分、冷めている自分がいるというか。アドリブを入れる余裕が、どっかちょっとあるのかなって」と語ると、これに中川が反応。
「確かに。思い切り憑依した面白さもあるけれど、役に入り切っていない面白さもあるんだなって、皆さんの姿を見て気付かせてもらいました」と、コントを得意とする芸人や実力派の俳優との共演を通して、触発される部分が多々ある様子。
「いやいや、大志くんはどんどんお笑いの腕上げているなって思う。すごくのみ込みが早いし、何より喜々としてやってくれている感じがいい。こういう番組って“仕事として”じゃなく、本当にノッてやっているかが伝わるものだから」と声を掛けた内村に、「本当に楽しいんです」と真っすぐに返していた。
2人が出演する「LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門」は12月19日(水)夜10時から放送。元忍者の右左エ門(内村)が、かつての忍者仲間・長次(古田新太)から、息子(中川)の結婚相手・おこと(永野芽郁)の父を探してくれと頼まれたことから、騒動に巻き込まれていく。