9月9日より東京・赤坂ACTシアターで公演がスタートした舞台「タンブリング」の公開舞台げいこが、初日、同会場で行われ、出演者の大東俊介、良知真次、中河内雅貴、菅田将暉、相馬圭祐、細貝圭、荒木健太朗、三上俊、タモト清嵐、TETSUが囲み取材に応じた。
本作は、'10年4月~6月にTBS系で放送されたドラマ「タンブリング」の5年後を描いたアナザーストーリー。烏森高校・男子新体操部に所属していた木山龍一郎(大東)が、高校教師となって鷹川高校の2年F組に担任として赴任。だがそこは、ほかの教師に見捨てられるほどの問題児が集まるクラスだった。木山は、単位が足りず退学寸前の生徒たちに「補習の代わりに新体操をしよう」と声を掛け、熱い指導で新体操の魅力や、友情など大切なことを伝えていく。ストーリーはもちろん、映像では伝わらない“男子新体操”のダイナミックな演技が生で見られることも大きな見どころになっている。
初の舞台にして座長を務める大東は、「も~、体があったまっています。本当にみんなの気持ちが作る舞台だし、お客さんも一体になって楽しめる舞台だと思う。見てもらうことにすごく自信をもっています! (お客さんに)絶対に楽しんでもらえると思うので、ワクワクしますね」と満面の笑みを浮かべた。
大東同様、舞台初挑戦の菅田は「けいこの間、これからどうするんだっていうときに、大東さんからすごい熱いメッセージを頂きました。大東さんも初めての舞台で、座長っていうプレッシャーがあったと思うんですけど、その言葉1つ1つにみんなグッときたと思います。だから、余計1つになれた気がします」と大東をベタ褒め。大東は照れながら「ありがとうございます。個々の力がすごい強いメンバーなので、けいこ場でぶつかり合った方が作品としていいものになるっていうことを言わせてもらいました。そこからは、けいこが楽しかったです。本当にハードなことばっかりだったんですけど…」と仲間たちとのけいこを振り返った。
また、試合用の衣装に話が及ぶと大東は、ドラマの衣装は“ワザとダサく”作られていた事実を明かし、「今回、みんなのを見たら、格好いいんですよね。それは、ふに落ちない部分はあります(笑)」と不満げに。中河内は「ピッチピチですけど(笑)、まぁ、個人的には僕はバレエをやっていたので、抵抗なく着こなしています」とサラリと述べた。
最後は、大東から「新体操あり、ダンスあり、歌あり、もちろん芝居あり、皆さんが来てくれて感じてくれて初めて成立する“みんなで作る舞台”だと思います。見どころたくさんの熱い舞台になると思いますので、楽しみにご覧ください」とのメッセージの後、円陣を組んで「舞台タンブリング! ファイトー! オー!!」と熱く締めくくった。
東京公演
~9月14日(火)
赤坂ACTシアターで公演
大阪公演
10月2日(土)~4日(月)
サンケイホールブリーゼで公演