堂本光一1700回公演の偉業へ!「SHOCKの名に恥じないものを」<会見リポ>
総上演回数1630回を誇る堂本光一の主演ミュージカル「Endless SHOCK」の2019年公演が決定し、光一、内博貴、梅田彩佳、前田美波里らキャストが製作発表会見を行った。
2019年は2月4日(月)~3月31日(日)に東京・帝国劇場にて、秋には大阪・梅田芸術劇場にて上演。帝国劇場での3月31日(日)公演で、光一はミュージカル単独主演1700回の記録に到達する見込みだ。
初の試み! 会見で圧巻の劇中歌を披露!
今回の製作発表にはファン約500人を招待。光一の「毎回本当に多くの方々に取材に来ていただくんですけども、いつも『何も決まってません』というお土産がない状態なので」という計らいで、劇中歌の「CONTINUE」生披露からスタートした。
舞台上に光一が登場しピンスポットが当たると息をのむファンたち。光一のソロパートが終わると、内、梅田、前田の他、ふぉ~ゆ~(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)、Travis Japanの川島如恵留、松田元太、松倉海斗と、寺西拓人、アンサンブルが登場し、全員で圧巻の歌声を響かせた。
歌唱後、拍手を送られた光一は「これが最初のお披露目になるんですね」と笑顔でキャスト陣を紹介。大阪公演では、ライバル役で中山優馬が出演することも明かした。
光一は「いつも言うことではありますが、自分としては何回やってきたというのはあまり頭にはなくてですね、とにかく一生懸命やろう、というだけです」とあいさつ。「本当にお客様が育ててくれた作品だと思いますので、感謝の想いを乗せてまたステージに立つことができたらいいなと思います」と述べた。
来年40歳!「ここまできた意地がある」
2019年、40歳での「SHOCK」について「最初に帝劇に立たせていただいたのが21歳ですから、おそろしいですね!」と笑う。60代、70代、80代になっても長く続けるためにハードな演出を変えたりとは考えないのかと尋ねられ「(階段落ちで使う)階段がパッとすべり台になったり?」と言うと、場内は爆笑。
内博貴に「それ吉本新喜劇です(笑)」とツッコまれながらも「終わりを考えながら物事に取り組むっていうことはしたことないんです。ここまできた意地のようなものもありますので、『ここを楽にしたら続けられる』というのは絶対に考えたくないですね。
自分もやらせていただける限りはやっていきたいという思いと、なにより来てくださるお客様がいるからにはそれに応えていきたい」と力強い想いを明かした。
「ナイツ・テイル」を経験して得たものは「遠慮しないこと」!?
また、井上芳雄との共演で話題となったミュージカル「ナイツ・テイルー」を経ての「SHOCK」ということについて、「(2作を)比べることはできないものです。でも絶対的に素晴らしい経験になったことは間違いないです」と胸を張る光一。
だが「『稽古のときに遠慮しないでいいんだな』と思ったので、(SHOCKの)みんなに迷惑かけようと思ってます!(笑)」と演出家としての顔をチラリ。「美波里さんの歌パートを増やそうかな、オーケストラさんにオケピに入ってもらおうかな、など考えておりますので、これから話したいと思います」と構想も少し明かした。