伊藤淳史が刑務官の厳しさを実感!「どれだけ厳しい仕事かを思い知りました」
テレビ東京系では、10月18日(水)からドラマ「モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚『絆』の物語」の放送がスタート。15日、都内で制作発表会見が行われ、出演者の伊藤淳史、ARATA、香椎由宇、谷村美月、木南晴夏、ベンガル、大倉孝二、温水洋一、塩見三省、柄本明が出席した。
本作は、郷田マモラ氏の同名漫画が原作で、新人刑務官・及川直樹(伊藤)と死刑囚・渡瀬満(ARATA)の心の触れ合いを描くヒューマンストーリー。温室育ちの直樹は、凶悪犯ばかりの死刑囚舎房に配属され、死の影におびえながら過ごす死刑囚たちと接する日々を過ごす。死刑の是非の間で揺れ動く中、直樹が幼いころに所属していた少年野球チームであこがれの存在だった満が、親の敵を討つための殺人を犯して拘置所に入ってくる。
新人刑務官・直樹を演じる伊藤は「日常とかけ離れたことで、刑務官がどれだけ厳しい仕事なのかを思い知りました。現場は楽しい雰囲気でやっていますが、新しい環境での驚きを感じ、特に考えながらやっています」と真剣な表情で語った。
死刑囚を演じるに当たり刑務所を訪問したというARATAは「満が抱える根深い闇を演じるのはやりがいがある。伊藤さんとバチバチの芝居をやらせてもらってます。芝居を超えた何かを伝えられたら」と意気込みを語った。ARATAのほかに死刑囚を演じるのは温水、大倉、柄本らベテラン俳優陣。温水は「死刑囚舎房のセットに入ると暗い気持ちになる」と話し、大倉も「死刑囚をやるのは気分いいものではない(笑)」とそろって囚人役のつらさを語っていた。その一方で死刑囚を“適役”と感じていたのが柄本。「死刑囚です。ぴったりなんじゃないかと」と会場の笑いを誘った。
また、先日妊娠を発表した香椎は「私事でありますが、新しい命を授かった中、死を考える作品で正直迷いました。死刑についてそこまで考えてなかったんですが、こんなに考えなきゃいけないことを考えてなかったんだろうと思いました」と母となる日が近づく中で、ドラマを通じあらためて“命”の大切さを実感したようだ。
10月18日(月)スタート
毎週月曜夜10:00-10:54 テレビ東京系で放送
※初回は夜10:00-11:09