初代の「ふたりはプリキュア」が参戦した、シリーズ15周年記念作品「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」が絶賛公開中!
宮野真守は「想い出」を奪うと口癖や技をコピーする特殊能力を持ったプリキュアの敵・ミデン役、山本美月は食レポやプリキュアのバトル実況までするレポーター役で、それぞれゲスト声優として出演している。
二人の対談では、作品の見どころはもちろんのこと、子供だけではなく大人も楽しめる「プリキュア」シリーズの魅力や自身の大切な想い出、お二人が2018年を振り返り“挑戦”をキーワードに熱い想いなどを語ってもらった。
――宮野さんが声を担当したミデンは、かなり強烈なキャラですね。
宮野:台本をいただく前に、ミデンというキャラクターがどういう存在で、どうプリキュアに相対するのか。彼の生き様を含めて聞いていたので、それなら僕にもできるかなと。
ただ、かわいいだけのキャラクターだったら、どんなふうに演じていいのか考えてしまいますから(笑)。
劇中ではミデンの心情もピックアップされていて、泣ける展開になっているんです。演じていてもグッと来るものがありました。
山本:子供向けのアニメのはずなのに、割と大人向けの内容になっているなと思いました。意外と、物語の尺も長いですよね?
宮野:そうだね。しっかりと見せる映画になっています。
山本:あまり詳しくは言えないんですけど、ちょっとアナログな感じも大人心をくすぐるかもしれません。
宮本:そうそう、デジタルじゃないというところも哀愁があります。
――山本さんは、レポーター役に挑戦! 冒頭から悲鳴を上げていましたが…。
山本:ホラー映画をやっていて良かったなって思いました(笑)。
宮野:(笑)。
山本:今回のために、今まで練習していたのかなって思うぐらい経験が生かされました。
――声だけのお芝居はいかがでしたか?
山本:ほとんど自分だと思って演じていました。キャラクターのお顔も私に寄せてくださっていましたし、声で演じ分けるという経験がほとんどなかったので…。
そのままの私でやった方がいいのかなと思いました。ただ、アニメということもあって、普段のお芝居よりはテンションが高い方がいいのかなと。声だけでいろんな感情を伝えるので、少しオーバーに表現することを心掛けました。