大泉洋「常に“不謹慎”との戦いではありました」主演映画への出演の決め手を明かす
「この映画はある種のコメディーに近い」
鹿野は、夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出し、ボランティアに遠慮なくバナナを買いに行くことを頼む。一人では生きていけない不自由な体であっても、自分のやりたいことを諦めず、実現するために躊躇(ちゅうちょ)しない。
そんな鹿野について、大泉は「障害があってボランティアを集めないといけないのに、どうしてここまでわがままに自由に生きられたんだろう?」と思ったそうで、出演を決めた理由の一つにそれを知りたいという思いを挙げている。
さらに「この映画はある種のコメディーに近い」と話し、「常に“不謹慎”との戦いではありましたが(笑)、とても勢いのあるコミカルな脚本に仕上がっていることに面白さを感じました」とコメント。
障害者が主人公の単なる“泣ける映画”ではなく、鹿野というキャラクターがあってこそ成立する笑いも含んだ映画になるのではないかという期待もあったことを明かす。
鹿野氏本人の介助に関わった方からも「決して悲しい、同情を買うような映画にはしてほしくない」とも言われたそうだが、映画を見れば一発でその意味が分かるはず。
映画を見た鹿野氏の親友に「鹿野がいるかと思った」とまで言わしめた大泉演じる鹿野は、ご本人の魅力をたっぷりと包み込んだ、わがままで、おしゃべりで、ずうずうしくて、でも、みんなが愛してやまなかった人物として描かれている。
12月28日(金)公開
■予告編
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