「M-1グランプリ2018」を史上最年少で制し、全国区に躍り出た霜降り明星。昨年12月2日の優勝以来、年末年始も数多くの人気番組に出演し、今後の出演予定も多数。2019年の大躍進間違いなし!の超多忙な2人に、「M-1」優勝直前から今までの思い、今後出たい番組などいろいろ聞いてみました!
せいや「決勝進出発表から1週間くらいは余韻にひたっていました」
――「M-1グランプリ」優勝おめでとうございます。
せいや:ありがとうございます! テレビジョンさん、僕らを優勝予想するなんて攻めてますね(笑)。(※決勝直前に発売した「週刊ザテレビジョン」で霜降り明星を優勝本命に予想)
粗品:まさかホンマに優勝できるとは!という気持ちもあります。「優勝するぞ!」という野望はもちろん持っていましたが、簡単なことではないので。
せいや:決勝進出が決まったときは、正直「今年は決勝なくなりました! ここで終わりです」と言われてもいいってくらい満足していました。ファイナリストになれただけでめちゃくちゃ幸せで、すぐに「次は決勝や!」と切り替えられなかったくらい。結果発表から1週間くらいは、「よかったなー!」と2人でメシに行ったりと余韻にひたっていて、優勝を狙いにいかなアカン!となるまでに時間が掛かりましたね。
粗品:確かにそうやなぁ。
せいや:もちろん優勝が一番うれしいんですけど、リアルに理解できてうれしかったのは決勝に上がれたときかもしれません。優勝したときは、あまりに上の目標すぎてもう意味が分からなかったです(笑)。
――決勝進出者発表を現場で拝見していましたが、せいやさんはものすごく大泣きされていましたね。
せいや:そうですね(笑)。準決勝は天国と地獄の分かれ目。努力が報われた!とグッときました。
粗品:ホンマは「いやいや目指すは優勝やろ。決勝進出なんて当たり前や」というタイプなんですが、今まで「M-1」も「THE MANZAI」も決勝に行けたことがなかったので、悪い癖というか、負け癖が付いていたんでしょうね。そのぶん、今年はいい意味でリラックスして臨めた。だから決勝に行けた時点でうれしかったし、「優勝するぞオラー!」という感じでもなくて。
――決勝進出決定がただただうれしかった1週間を経て、そこからは?
せいや:だんだん決勝進出で喜んでいることが恥ずかしくなってきて。戦いはまだ残っているのに「決勝行ったでー!」って喜んでるヤツらなんて、優勝はできないやないですか。そこから「オレら優勝あるで!」と思うようにしていって、決勝当日には「決勝行けた!」と「優勝あるで!」が半々くらいに。でも「優勝するで!」が100%やったら肩の力が入り過ぎていたと思うので、半々でよかったなと。「今年優勝できなくても、オレらにはまだまだチャンスがある」と、結構冷静に考えていました。
――2018年はお2人だけでなく、「R-1ぐらんぷり」で濱田祐太郎さん、「キングオブコント」でハナコと20代が優勝。お笑い賞レースの潮目が変わった1年だったように思います。(※ハナコ・菊田竜大のみ31歳)
せいや:そうですね。それも3組とも決勝初進出で優勝しているんです。初進出で優勝できてよかった。2018年はあの日のお客さんの空気や僕らの露出度だったり、全てが揃っていた。運命に引き込まれた感じがしました。何を喋ったかはほぼ覚えてないんです。もちろん漫才はしていたんですけど、録画を見返してみて、こんなこと言うてたんやと。気付いたら優勝していましたね。
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