ほんこんからは「優勝する“かわいげ”が出てきた」との言葉が
――決勝はスタジオ内で拝見していたんですが、せいやさんは何度もトイレに行かれていました。
せいや:人生で一番トイレに行きましたね(笑)。30回は行ったんちゃいますかね。でもそれもあまり覚えてないんですよね。
――1本目のネタ終わり、セット裏にハケた瞬間に粗品さんが「よっしゃ!」とガッツポーズしていたのも目撃しました。
粗品:そんなんしてました?
せいや:うわっ! ハズっ!(笑)
粗品:間違いなく興奮してましたからね。
――「M-1」優勝以降、環境は激変しましたか?
せいや:変わりましたね。新幹線の始発に乗ることが増えました。始発から夜中までとか、東京・大阪間を1日2往復したり。優勝する前から大阪でお仕事を結構いただいていて、休みはあまりなかったんですけど、その大阪での忙しさが全部東京の仕事になったという感じです。
――決勝進出を決めた際、粗品さんが「(『今ちゃんの「実は…」』[ABCテレビ]で共演している)今田耕司さんにネタを見てもらえるのがうれしい」とも言っていました。優勝後、(本インタビュー時点で)今田さんとは会えました?
粗品:会えてないんですよ~。早く会いたいんですけど。
せいや:今田さんは本当に優しくて、優勝したときも僕らと同じくらい興奮して「おまえら、これはすごいぞ! ようやったな!」と。セットからハケるときも、メシを食うジェスチャーをしながら「落ち着いたらお祝いな!」と言ってくださって。
粗品:今田さん、東野(幸治)さんをはじめ、関西でお世話になっている先輩方に優勝の報告をしに行くのがすごくうれしくて。なかでも、ほんこんさんが僕らのことを一番買ってくれていたんです。「霜降り、今年いけるんちゃう?」とはいろいろな方に言っていただいていたんですが、ほんこんさんだけ質が違った。「M-1」の予選が始まった昨夏から、収録でお会いするたびに「お前ら絶対いけるで!」と鼓舞してくださっていて。ほんこんさんにも感謝ですね。
せいや:「最近のお前らは(以前と)ちゃうぞ! せいやは優勝する“かわいげ”が出てきた」と言うてくれていました。
――初めて会う方も増えたと思いますが、会ってびっくりした方は?
せいや:フジテレビの廊下でももいろクローバーZさんにお会いしたとき、僕の方に「おめでとう~!」と寄ってきてくれたんです。その時にいたのがしおりん(玉井詩織)以外の3人で、(百田)夏菜子ちゃんが「しおりんが会いたがってたよー!」と言ってくれて。会いに行けるアイドル、とは聞いたことありますが、“会いたがってくれるアイドル”って!と思っていたら、しおりんが現れて。3人以上のテンションで「キャー!見てましたー!!」と喜んで握手してくれて。「こんな日が来るなんて! まさに『M-1』ドリームや!」と興奮しましたね。
粗品:僕はめちゃくちゃベタですが、ダウンタウンさんです。一度お会いしたことはあったんですが、認識まではされていなくて。「M-1」で松本(人志)さんにちゃんと見ていただいて、その後に何度もお仕事ご一緒させてもらいました。番組の打ち上げにも連れてっていただいたときには、「隣の隣に松本さんがおる!」と。かっこいいダウンジャケット着てはって、オーラが出てました。
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!