粗品「まだまだお笑いの戦いで燃えたい」
――出演して特にうれしかった番組は?
せいや:「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)は、出演するのが夢やったんでうれしかったです。あのトスポの口から自分たちへのメールが出てきて、松本さんと浜田(雅功)さんが僕の話を聞いているだなんて、数日前までは考えられなかった状況やないですか。1日でこんなに変わるんやなって。「ダウンタウンDX」のセットを前にして、この世界に入ってよかったー!と思いましたね。
――「ドリーム東西ネタ合戦」(TBS系)では、「キングオブコント」王者のハナコさんと対決。
せいや:ハナコとは同期なんです。戦友なので、対決というよりあの場に一緒にいられたことがうれしい。
粗品:まさに夢のようでしたね。
せいや:僕は志村けんさんが一番憧れの存在だったんです。お会いできただけで満足だったんですが、志村さんにネタを見てもらえたなんて。人生の夢が1つかないました。
――M-1優勝からのこの短期間で、どんどん夢がかなっていきますね。
粗品:そうなんですよ。毎日夢がかなっていますね。
せいや:もうエグいくらいに。こうやって取材をしてもらえることだってそうですし。
――今後、出演してみたい番組は?
せいや:「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)に出たいです。粗品に体当たりロケに出てもらって、僕はそのVTRをスタジオで見守ります。
粗品:ちゃうちゃう! 逆やろ! ロケはおまえが行った方がかわいいし、ハネるって!
せいや:粗品は「キケンな海外ロケ5番勝負!」で、僕は日本で温泉巡り、みたいな(笑)。そういう有名な番組にどんどん出たいです。
粗品:僕は「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)に出てみたい。「M-1」は終わりましたけど、まだまだお笑いの戦いで燃えたいという欲望があるので。あんなに面白い番組ないですよね。ボケの手数も多いし、見事な編集でサクサク見られて。
――粗品さんは大喜利お得意ですよね。
粗品:いやいや、ただ好きなだけです。でもせいやが大喜利で、僕が観覧ゲストでもいいですね。
せいや:いやいや、それも逆やろ!…って、僕も大喜利する側を目指さなきゃいけない立場なので、逆やろって言うのは違いましたね(笑)。
【取材・文=松田優子】
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