真犯人はハリウッドの大物!? ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」が12日(火)からスタート
フジ系で10月12日(火)よりスタートする新ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の制作発表会見が都内で行われ、出演者の菅野美穂、玉木宏、吉瀬美智子、水上剣星、吉田鋼太郎、唐沢寿明らが出席した。
同作は、15年前に起きた殺人事件で無実の罪を着せられ、13年間刑務所で服役した過去を持つトリマー・野上芽衣子(菅野)が、自分を冤罪(えんざい)に追い込んだ人々への復讐(ふくしゅう)を果たしていくミステリー。復讐の鬼と化し、人を追い詰め、死に追いやっていく芽衣子や、危険と知りつつも芽衣子に引かれていく刑事・真島拓朗(玉木)など、癖のある登場人物たちの思いが重なりながら、驚きの真実が明らかになっていく。
主演を務める菅野は「わたしの役は染み渡るような悪意や憎悪を持ちながらも、(玉木演じる)真島さんに対してはすごく純粋。もとは純粋だったんでしょうけど、そういう感情を持たないと生きていけなかったという二面性があると思うので、その両面を表現できたら」と意気込んだ。また、「ストーリーは最後まで伺っていないんですが、プロデューサーや脚本家の方々を信頼してできたらと思います。真犯人はこの中にいるのかいないのか、もしかしたらハリウッドスターのハリソン・フォードさんが真犯人かもしれないし(笑)」と冗談を飛ばすと、すかさず唐沢が「話がでかくなり過ぎ!」とツッこむ一幕もあり、現場での仲の良さをうかがわせた。
一方、玉木は「菅野さんと吉瀬さんとは、以前ご一緒したことがあるんですけど、唐沢さんや吉田さんとは初めて。大先輩とご一緒できることをすごく楽しみにしていました」と、撮影開始前の心境を明かした。また、今作では初の刑事役となるが、「刑事ではあるんですけど、1年前に相棒である後輩を自分のミスで亡くしてしまって、それから(警察内での立場が)追いやられているんです。あまり刑事らしさはない役なので、刑事だけど刑事らしくならないようにと思ってやっています」と語った。
また、女性刑事役を演じる吉瀬は、タイトルの「ギルティ(有罪)」にちなみ「わたしは、ちょっと口に合わない食べ物を食べた時に、マネジャーに『これおいしいよ! 食べて!』って言います(笑)。ちょっと罪だなって思いますし、マネジャーが最近太ってきたので、わたしのせいかなと、ちょっと責任を感じています」と罪を告白すると、菅野は「かわいらしい(笑)。また吉瀬さんのことが好きになりました」と、吉瀬の小悪魔ぶりを称賛した。
最後に、ブラックジャーナリスト役の唐沢は、同作の見どころについて「ストーリー展開に関しては、僕らも本当に聞かされていません。通常だったらストーリーを説明してもらって、『だから、これはこういうふうにしなきゃ』ってなるんだけど、今回はそれが何もない。それも1つの狙いみたいなんです。どうなるか分からない中で、僕らがやり切るというのが1つの面白さでもあるということなので、ぜひ楽しみにしてください」と明かした。
10月12日(火)スタート
毎週火曜夜10:00-10:54 フジ系で放送
※初回は夜10:00-11:09