青春群像劇とSFのバトル要素の両面を楽しめる
本作誕生のきっかけとなったHulu配信のアニメ「ソウタイセカイ」に続いて真を演じた梶は、「『ソウタイセカイ』から約2年、また新作としてこうやって皆さまにお届けできるのが嬉しい」と笑顔で挨拶。
完成した作品について「僕が収録に参加したタイミングで、ほとんど画が完成しているようなクオリティーの印象でしたが、出来上がったものを見たら、もっともっとクオリティーが上がっていて驚きました」と明かし、「青春群像劇とSFのバトル要素の両面を楽しめると思います」と見どころを語った。
真に想いを寄せる琴莉を演じた内田は、「収録のときに、台本に書いてあるト書き、この時の表情が何を表しているかが、キャラクターの顔にも表れていて、演じやすかったです。琴莉が真のことを好きなのが、細かく描かれていて嬉しかったし、皆さんにも琴莉の気持ちが届くんじゃないかと思いました」と笑顔を見せる。
千本木は、「画ももちろんですが、とにかく音が良くて、音に持っていかれた感じがしました。お2人(梶、内田)のお芝居も本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました! 音も良くて、お芝居もすごくて、画も素晴らしかったので、これは劇場で見るべき、五感で感じられる作品だなと思いました」と興奮気味に完成度の高さを強調した。
梶はアフレコ収録に関して、「監督が自ら音響監督も務められているので、細かい演出もしていただけました」と述懐。
その場で声優陣からアドリブや提案をすることも多かったそうで、櫻木監督は「CGで作っていて、演じていただいた後で修正ができるので『アドリブも思い切りやってください』と伝えました」と手応えを明かす。
「声に引っ張ってもらおうという思いが、最初からあったので」と声優陣とのセッションの中でクリエイティブを高めることができたと振り返ったが、梶も、「僕らも青春群像劇の繊細さと、バトルパートのアニメならではの派手な演出を、楽しみながら表現させていただきました」と充実した表情を見せた。
1月25日(金)公開
<スタッフ>
原作:クラフター
監督・脚本:櫻木優平
制作:クラフタースタジオ
製作:『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給:松竹メディア事業部
主題歌・挿入歌:あいみょん
主題歌:あした世界が終るとしても
挿入歌:ら、のはなし
<キャスト>
狭間真:梶裕貴 ジン:中島ヨシキ
泉琴莉:内田真礼 コトコ:千本木彩花
ミコ:悠木碧 リコ:水瀬いのり
【公式HP】ashitasekaiga.jp
【公式Twitter】@ashitasekaiga
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